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2024年4月10日（水）、APUと岩田学園との高大一貫教育を実施する「岩田学園APU・立命館コース開講式」を行いました。式には、新たにコース生となった同高校1年生19名と2年生の26名、APUおよび岩田学園の関係者、そしてティーチング・アシスタント（以下、TA）としてコース生の授業補助にあたる11名のAPU生が出席しました。

冒頭にはBLACKWELL James教学部　副部長が英語で挨拶し、同コースでの学びのアドバイスとして、個人目標を設定すること、コンフォートゾーンを抜け出すこと、APUの資源を最大限に活用し、困ったことがあればすぐに助けを求めることをあげました。この英語での挨拶に受講生は集中して耳を傾け、しっかりと聞き取れた様子でうなずいていました。

続いて、コース生を代表し、1年生の眞田汐さんが「大学の授業を受ける中で、たくさんの国際学生とのコミュニケーションを積極的にとり、異文化理解や価値観の違いへの考えを深めていきたいです。」と述べました。次に2年生の梅木颯汰さんが、「APUでは観光学など専門的なことを学べるので楽しみにしています。プレゼンテーション能力やチームワーク力を高めたいです。」と抱負を話しました。

本コースをサポートするTAも1人ずつ自己紹介をし、「必ず自己成長できるコースです」や「一緒に頑張りましょう」と、コース生を温かく歓迎しました。最後に閉会の挨拶として、児玉洋司校長より、「皆さんは岩田高校の生徒であると同時に、この開校式からAPUの一員であるという自覚をもって頑張っていきましょう。」と締めくくりました。受講生は今後、世界の諸問題や、進路開拓にむけた調査学習を開始し、7月のプレゼンテーション大会に向けて、それぞれの考えをまとめていきます。

APUと大分市の岩田学園は、大分から世界を目指す人材の育成を目指し、2007年5月に高大連携に関する協定を締結、2008年4月に岩田高等学校APU・立命館コースを開設しました。