Ritsumeikan Asia Pacific University
Academic Office
  1. アジア太平洋学部

演習科目(ゼミ)について

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APSでは、演習科目として2回生演習、3回生演習、4回生演習を開講しています。
2023カリキュラムでは、3回生演習と4回生演習を必修とし、四年間の学びの集大成として、卒業論文等の執筆を目指します。
3・4回生演習では、4セメスター時の申請・選考結果に基づき、5セメスターから8セメスターまでの2年間同じ指導教員のもとで学びます。
以下に概要を示しますが、ゼミの申請方法や申請時期等の詳細は追って更新予定です。

232023カリキュラム

  • 2023年度以降に新入学生(1セメスター回生)として入学した学生

2回生演習とは

2回生演習はAPS研究作法と調査研究法からなります。概要は以下の通りです。

APS研究作法

4回生時の卒業論文執筆に向けて、2回生時に卒業論文執筆までのプロセスを実際に遂行してみることを目的とし、全受講生がテーマ別に実際に論文を最後まで書くということに取り組みます。
人文社会系学部の論文を書くための方向性としては、以下の3つに分類されることから、テーマは3つの方向性のいずれかに重点がおかれることを意図しつつ設定されます。

  • 理論・思想系:考察するための枠組みを養う
  • 社会科学における社会問題系:社会を対象に問題発見/解決を考えていく
  • 調査系:実際に調査して、考察をする 

論文執筆のため、①当該ディシプリン(理論・方法論・作法など)を学ぶ ②問いを立てる ③当該研究の意義(研究上の意義、あるいは社会的な意義)を確認する ④論文構成をつくる ⑤分析・考察をする ⑥結論を導く などの全過程に取り組みます。

調査研究法

社会科学の様々な調査法を学ぶことを目的とします。社会学、政治学、経済学を中心に、それぞれのディシプリンにおける調査法を網羅的かつ詳細に学び、調査対象を具体的に取り上げ、いくつかの方法を用いて実践的に分析、考察を試みます。
また、研究手法はもちろんのこと、研究課題の設定、データ収集、分析、結果のまとめ、研究倫理などについての学びも深めます。結果的に卒業論文を書くために必要なスキルを身につけることに繋がります。

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3回生演習とは

3回生演習では、2回生までの学修や興味関心を基礎とし、各々の研究テーマを明確にしていきます。
内容はゼミによって異なりますが、最終的な目標は①ケーススタディや文献講読と討論により特定分野についての理解を深めること、②卒業論文等の作成にあたって必要な専門知識を身に付けることです。

【成績評価】
レターグレード(A+、A、B、C / F)

APS「専門演習」

専門演習とは、卒業論文等を執筆するための指導を行う演習方式の必修科目です。少人数指導により、学生は各々の研究テーマに沿った対象を分析・考察するための概念や理論、方法論等、専門的な学びを深める他、討論への参加、プレゼンテーションの実施、レポートの作成などが求められます。

4回生演習とは

3回生までに蓄積した知識や技法を最大限に生かし、4年間の学習の集大成となる卒業論文等の執筆をめざすためのゼミが 4回生演習です。
学生自身が、もっとも興味・関心のあるテーマについて1年間をかけて研究を行い、後半セメスターで卒業論文等を完成させます。4回生の前半セメスターに「卒業研究Ⅰ」(2単位)を履修し、後半セメスターに「卒業研究Ⅱ」(2単位)、「卒業論文」(2単位)を履修します。

【成績評価】
レターグレード(A+、A、B、C / F)

卒業研究Ⅰ

卒業研究Ⅰとは、卒業研究Ⅱで提出する卒業論文等を作成する前段階の科目です。4年間の学修の集大成として、卒業論文等を作成するために、学生は担当する教員の指導の下、自分自身の研究課題を設定し、テーマに沿った特定の事象や概念や理論の研究を進めます。

卒業研究Ⅱ

卒業研究Ⅱでは、学生それぞれが卒業研究Iまでに進めてきた研究を卒業論文または卒業レポートにまとめあげます。
卒業論文または卒業レポートを作成することで、学生は研究対象をより深く研究分析・考察する能力を身につけるとともに、卒業論文または卒業レポートによってより適切に表現する能力を身につけます。つまり、学部生として研究課題(テーマとリサーチ・クエスチョン等)を適切に設定する能力、情報収集する能力、分析・考察する能力と、研究成果を適切に表現する能力を身につけることが期待されます。
なお、アジア太平洋学部を卒業するためには本科目の単位取得が必要です。

【3回生演習と4回生演習の概要】
4セメスター 5セメスター 6セメスター 7セメスター 8セメスター
新規申請 専門演習 専門演習 卒業研究Ⅰ 【必修】卒業研究Ⅱ
(卒業レポート)
2単位 2単位 2単位 2単位
卒業論文
2単位
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  • 3・4回生演習はすべて大学が登録する

2025春セメスター ゼミ制度・申請フロー =全体像=

後日情報更新予定

学部演習システムと新規申請について =詳細=

後日情報更新予定

AY2025 春セメスター新規審査結果

後日情報更新予定

関連する情報

後日情報更新予定

卒業論文

後日情報更新予定

172017カリキュラム

  • 2017年4月以降に新入学生(1セメスター回生)として入学した学生
  • 2018年度以降に2回生編・転入学生として入学した学生
  • 2019年度以降に3回生編・転入学生として入学した学生

2回生演習とは

APS では、2回生演習科目として「調査研究入門(調査・研究入門)」および「基礎演習(調査研究法)」が開講されています。
「調査研究入門(調査・研究入門)」では、社会科学分野での調査・研究を学ぶとともに、基礎的な調査・分析、レポートの執筆、プレゼンテーション を行います。
「基礎演習(調査研究法)」は、「調査研究入門(調査・研究入門)」において培った能力を専門分野別に深化させ、3回生演習に繋げる役割を担います。そのため4セメスター目での履修が望ましく、前提科目として「調査研究入門(調査・研究入門)」を履修しておくことが望まれます。4つの学修分野別に開設され、日本語は秋セメスター、英語は春セメスターに開講されます。学修分野によって、文献講読中心、フィールドワーク中心、実習 中心など、重点教育分野は異なるので、詳細については、シラバスを確認してください。

( )内の科目名称は2011年度カリキュラムAPS 学生向け科目名称

3回生演習とは

大学院進学や日本国内での就職を考えている学生は、少人数クラスで提供される3回生演習(ゼミ)を履修することを勧めます。
内容はゼミによって異なりますが、最終的な目標は①ケーススタディや文献講読と討論により特定分野についての理解を深めること、②卒業論文の作成にあたって必要な専門知識を身に付けることです。

【成績評価】
レターグレード(A+、A、B、C / F)

APS「専門演習Ⅰ・Ⅱ」

APS専門演習の主な目標は、アジア太平洋地域のある特定の経済社会問題をその背景、問題の構造も含め、調査やディスカッションを通じて学術的理解を深めることです。また、あるテーマについての学術論文を執筆する訓練にもなります。主な分野としては、「環境・開発」「観光学」「国際関係」「文化・社会・メディア」等があります。3回生までに修得した基礎的な調査技法を基に3回生演習ではより発展させた技法を修得します。また、文献分析の過程について、より理解を深めることができます。さらに、国内外でアンケートやインタビュー、フィールドワークを行うこともあります。

4回生演習とは

3回生までに蓄積した知識や技法を最大限に生かし、4年間の学習の集大成となる卒業論文を執筆するためのゼミが 4回生演習です。
学生自身が、もっとも興味・関心のあるテーマについて1年間をかけて研究を行い、後半セメスターで論文を完成させます。この科目は、4回生の前半セメスターに「卒業研究」(2単位)を履修し、P(合格)評価を与えられた学生が、後半セメスターに「卒業論文」(4単位)を履修します。「卒業研究」がF(不合格)評価の場合は「卒業論文」を履修(卒業論文の執筆)することができません。

【成績評価】

卒業研究:P(合格)もしくは F(不合格)

卒業論文:レターグレード(A+、A、B、C / F)

2023秋セメスター ゼミ制度・申請フロー =全体像=

学部演習システムと新規申請について =詳細=

募集要項
クラス・シラバス一覧
通常 & 休学/留学から戻る場合

APSクラス・シラバス一覧

再入学 編転入、RU/国内または海外からの交換留学生用

準備中

  • シラバスを見るには、クラスリスト内の記号をクリックして下さい。
  • シラバスではゼミ時間割が土曜日に設定されていますが、これはダミーです。
    詳細はこちらを確認して下さい。
申請スケジュール
通常 & 休学/留学戻りの学生向け

面談期間:2023年5月17日(水)~6月21日(水)

申請期間:2023年6月7日(水)~6月21日(水)16:30:00(日本標準時)

審査結果発表:2023年7月19日(水)

再入学、編転入、RU/国内または海外からの交換留学生向け

面談期間:~2023年7月19日(水)

申請期間:2023年7月19日(水)~8月2日(水)

審査結果発表:8月下旬 *アカデミック・オフィスからメールにて通知

*2023秋に再入学、編転入する学生のみを指します。2023秋以前に再入学、編転入した学生は通常学生の扱いとなります。

申請方法
  • RISING FDCにて申請
キャンセル/変更
通常の履修とは
異なる場合等
よくある質問

AY2023 春セメスター新規審査結果

関連する情報

卒業論文

2023年春セメスター 提出方法

卒業論文提出日程

2023年7月3日(月)10:00~2023年7月14日(金)16:30:00(日本時間)

  • アカデミック・オフィス(Moodle)以外への提出は認めません。
  • 郵送での提出は認めません。
提出方法

オンライン(Moodle)での提出となります。
締切直前はアクセスが大変混み合うことが予想されますので、前もって提出するよう心がけてください。

卒論提出方法マニュアル

Coming soon

卒業論文・卒業研究Ⅱの
最終成果物の体裁

卒業論文・卒業研究Ⅱの最終成果物の体裁 履修ハンドP159-161

優秀論文2022年度秋セメスター

学部 年度 セメスター 卒業論文タイトル
APS 2022 Environmental Impact of Green Art Exhibition: Case Study of Paradisi Exhibition Project in Beppu, Japan
APS 2022 Language Learning and Integration: A Case Study of Myanmar Migrant Workers in Samut Sakhon, Thailand
APS 2022 The Hyperfeminine Costume as Masquerade: Costumes as a Medium for Female Gaze in Female Idols The case of AKB48
APS 2022 エスニック雑貨市場に関する一考察 ―経済人類学における交換論の視点から ―
APS 2022 奈良観光における課題と魅力向上に向けた方策 〜なぜ人々は観光において奈良ではなく京都を選ぶのか〜
APS 2022 観光プロモーション手段としての物産展の役割 ~物産展は人々の観光動機に影響を与えるのか~
APS 2022 The Impact of the Rana Plaza Collapse on Industries other than the Apparel Sector in Bangladesh: Investigating Three Channels for Impacts to Spillover
APS 2022 中東地域におけるLGBT ムスリム難民と人権保障 ―複合マイノリティと共に生きる―
APS 2022 Investigating consumer sentiment on ethical practices by fast fashion brands
APS 2022 日本語訳の変遷から見る新改訳聖書の検討  ―訳語選定とひらがなに着目して―
APS 2022 望ましき廃棄物処理とは
APS 2022 写真的知覚の進化:「現代写真論」現代写真芸術 のゆくえ 消費社会における写真家のテーゼ、杉本博司の作品を通した考察
APS 2022 3つの防衛問題に見る朝日と読売のフレーミング 社説分析と報道記事分析からみる2 紙の政治的立場の違い
APS 2022 なぜ現代にまでパレスチナ問題は続いているのか
APS 2022 学生による地域活性化 大分県別府市亀川地区を例に
APS 2022 Eco-DRR導入 は、 タイ山岳民族の防災・ 減災策として効果的か? タイ山岳地帯のDoi Pui村 を事例に
APS 2022 広島が目指すべきグローバルなまちづくりの方策 〜福岡との比較にもとづき〜
APS 2022 共生社会を生き抜くために「楽しい裁判」は障害のある人のわがままではない主張を繰り返す ―JR九州駅無人化反対訴訟に挑む者たちの生の声を聞いて―
APS 2022 文化遺産の表象と世界遺産登録の是非 四国遍路を事例にして
APS 2022 日本人と亀にまつわる文化研究 ―日本の歴史資料を比較して―
APS 2022 風邪薬CM に見るジェンダー 女性は家事のために男性は仕事のために薬で治す
APS 2022 テレビドラマにおける男性同性愛の表象 〜ドラマ『おっさんずラブ』のテクスト分析から見る現代社会〜
APS 2022 Fear of Abandonment: Disclosing a Rationale Behind the Moon Jae-in Administration's Rapid Defense Budget Increase
APS 2022 サステナブル未来予想図 ~夢の海上都市~
APS 2022 半導体を中心とした先端産業を巡る覇権争い――新古典派現実主義のアプローチから日本の経済安全保障を考察する
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