学生ブログ

学生インタビュー:高いGPAを保つ秘訣は?Vol.2-Part2

読了時間: 7分

オパールさんとヒョンスンさんのプロフィール、Vol.2-Part1のインタビューはこちら

【Part 2: 授業について】

1. どのような授業が魅力的ですか?(スラグナ)

オパール
一定のペースで、じっくり丁寧に説明してもらえる授業が好きです。パワーポイントも整理された、わかりやすく面白いものがいいですね。またグループディスカッションのある授業も楽しいです。APUには様々な学生がいるので、意見も様々で、それがとても面白いです。ディスカッションでは、各国出身の多様なメンバーが一緒になって問題解決する方法を考えます。これまで想像もしなかったような角度からの解決策や切り口を学ぶことができます。
ヒョンスン
個人的には、時事問題やグローバルな問題に焦点を当てた内容の授業では、教授が包括的かつシンプルに説明してくれる授業が好きです。例えば、私は最近、須藤先生の「環境政策」の授業を受けました。数学や経済学など、私が苦手とする分野も含まれていましたが、時事に即した内容で、毎回の授業が楽しみになりました。

2. APSの4つの分野のつながりに気づきましたか? (パスカル)

オパール
2・3回生以上の授業を受講してから、APSの4つの専攻科目は、それぞれのレベルで教えられる内容が重なり合っていることに気づきました。例えば、国際関係学を専攻している私は、政治、環境、社会の相互作用に魅力を感じています。国際関係の概念である政治は、人間の行動から生まれます。一方、文化や社会の授業では、人間の行動や特徴を研究することが重要となります。また、環境分野の専門科目で教えられる問題は、人間や政府の決定に影響されます。このように、これらの概念は相互に依存しているという結論に達し、3つの分野の間にある新たな発見ができたと感じています。
ヒョンスン
私は、世界がつながっているのと同じようにAPSの4つの分野も相互に関わり合っていると考えています。APSの主な授業はリベラルアーツの基礎の上にあるので、APSの授業に出てくる概念、アイデア、理論はすべてどこかで交わっています。この交わりはAPSの授業だけではありません。例えば、私が履修した環境政策の授業には、経済学や数学も含まれていました。このように、APSとAPMの分野が密接に関係している例は他にもたくさんあると思います。

3. 教授や授業カリキュラムに求めることはなんですか?(パスカル)

オパール
私は様々な方法で講義や先生を選びます。まず、これまでの授業を参考にします。先生方は複数の授業を担当されることが多いので、ある授業が面白ければ、同じ先生の他の授業をさらに受講したいです。次に、Facebookの「APU Review」というグループを利用しています。このグループでは、学生が教員や授業についての経験や評価を共有しています。3つ目は、キャンパスターミナルで閲覧できる講義のシラバスを参考にすることです。候補の講義を決めたら、登録する前にシラバスを見て、その講義でやることを理解しておきます。

また、先生が成績評価の方法や内容を明確にしている講義も惹かれるものがあります。私はこの点も良く確認し、講義の質を非常に重要視して選んでいます。
ヒョンスン
私は、登録前の授業内容のリサーチが重要だと考えているので、講義のレビューを見たり、キャンパスターミナルで授業内容を読んだりして、どんな講義でも、内容が魅力的で自分の興味のある問題を取り上げているかどうかを確認します。学生の皆さんも、簡単そうな授業を選ぼうとせず、興味のある授業を受けてくださいね。

【Part 3: 授業外の活動と今後の展望】

1. ストレス解消法は?(スラグナ)

オパール
私は毎日音楽を聴きます。朝と寝る前が多いですが、朝、インディーズを聴くと、一日中ポジティブな気分で過ごせますし、夜音楽を聴いてリラックスしながら一日を振り返ると、考えがまとまり、次の日の計画を立てることができます。また、勉強にも音楽が役に立ちます。よくYoutubeで気分の上がる音楽を聴いていますが、集中力を高まり、勉強効率がよくなります。
ヒョンスン
私は運動ですね。週に3~4回、ジムに行きます。オンライン授業は心身ともに負担ですが、ジムで自分の時間を持つことで頭がすっきりし、勉強に戻ったときに集中力が高まります。また、この習慣のおかげで規則正しい生活ができています。ジム通いに加え、APUラクロスチームにも入っています。高校時代からラクロスをやっていて、17歳以下のラクロス代表チームとして出場したこともあります。部活やジム以外では、できるだけ友人と遊びます。特に何かをしなくても、一緒にいるだけで元気が出ます!

2. 課外活動に参加していますか?(サークルや交換留学など)(パスカル)

オパール
3つの課外活動に参加しています。ひとつはタイウィーク(Multicultural Week)です。私は主催者としても出演者としても参加しています。このウィークの主な目的は、ダンスやその他の展示を通してタイの豊かな文化を表現することです。次に、GASS(Global Admission Student Staff )という学生スタッフとしても活動していて、APUに入学を希望する高校生のためにオープンキャンパスなどを企画します。この団体は日本人学生が多く、活動中は日本語を話さなければならないので、英語話者の私には大きなチャレンジでした。当初は、自分の限られた日本語能力でのコミュニケーションに苦労しましたが、長く在籍しメンバーと常に話し合って、日本語の実力がかなり上達しました。3つ目は、People Stuff というメディア関連のサークルです。このサークルでは、地元の中小企業の経営者にインタビューを行い、そのストーリーを公開しています。このやり取りを通して、特に新型コロナウイルスの混乱期でも、地域の製品とサービスに対する認知度を高め、地元のビジネスをAPUの学生たちに伝えることを目標としています。

ヒョンスン
先述のように、勉強以外の時間は、ジムに行ったり、ラクロスをしたり、友達と遊んだりしています。自分のために時間を使うことは、忙しい現代人にとっては特に重要だと思います。

3. 普段のスケジュールはどのように過ごしていますか? (スラグナ)

オパール
以下の画像は、私のいつもの生活スケジュールです。できる限りこのルーティンに従うようにしていますが、急な用事があれば調整することもあります。

ヒョンスン
私の1日のスケジュールは以下の通りです。

  • 授業の1時間~30分前に起床
  • その日の授業に必要な資料の確認
  • キャンパスターミナルとマナバを確認
  • 2時間目から5時間目まで授業
  • 授業の合間に昼休憩
  • 授業後にジムやラクロスの練習
  • 午後9時から11時まで課題
  • 夜12時頃に就寝
4. どのように専攻を決めましたか?また専攻に関連して、将来したいことは?(パスカル)

オパール
最初は、写真やメディア関連の研究に強い興味があったので、文化・社会・メディアを専攻したいと思っていましが、最終的には国際関係学と平和学を選択しました。
国際関係の授業で、メディアや文化における国際関係の大きな役割を知り、この分野に惹かれました。その結果、情報や政治システムを学びたいと思うようになり、国際関係学を専攻することにしました。このような知識の探求を続けるために、いまは政治写真家として働きたいと考えています。この分野をより深く学びながら、自分の写真作品を通して、国際関係に関する記事に寄稿していきたいと思っています。
ヒョンスン
私は現在、国際関係学と平和学を専攻して、北朝鮮と韓国の問題を研究しています。私がこの専攻と研究テーマを選んだ大きな理由は、韓国軍に所属していたことがきっかけです。私は両国の国境である非武装地域(DMZ)に駐留していましたが、その時に朝鮮半島の平和の必要性を感じました。また、私の祖父は朝鮮戦争の退役軍人ですが、祖父から戦時中の悲惨な体験を聞き、朝鮮半島の平和を実現したいと思うようになりました。ですから、国際関係学や平和学を学ぶことは、この夢を実現するための一つの方法だと考えています。それに高校時代にアメリカに留学した際には、国連本部にも訪れた経験もあります。またAPU卒業後に博士号を取得する可能性も含め、高等教育を受けるべきだと考えています。これらの目標を達成するために、最終的に一番自分に適した国際関係を選びました。

ProjectQ インタビュアー

名前:バネルジー スラグナ
学部:APS (CSM)
出身 : 日本、インド
こんにちは。私は2022年度秋のSulagnaクラスで、文化・メディア・社会を専攻しています。趣味は、アニメを見たり漫画を読んだりすることです。私は2019年度秋からALRCSとProjectQに参加しています。ProjectQに参加したことで、APUの先生方に対する理解が深まり、新たな感謝の気持ちが生まれました。先生方は学生のために多くの努力を費やし教材を作ってくださっているので、学生と先生方のために、私たちの記事がAPUにおける学びの質向上に少しでも役立つことを願っています。

名前:ムロムバ パスカル
学部:APM
出身国・地域:ジンバブエ
こんにちは!パスカルです。私は読書が趣味で、特にタラ・ウェストオーバーの 『Educated 』(日本語タイトル:『エデュケーション 大学は私の人生を変えた』)と、フランシス・フクヤマの 『歴史の終わり』の2冊が好きです。興味があるトピックは政治とサステナビリティです。スポーツはいま習っている格闘技にはまっています。

ProjectQ from ALRCS
ProjectQ from ALRCS

ProjectQは学生団体ALRCS内の一チームとして、APUの学習の質(Quality)向上のために教授や学生にインタビューをし(Questions)記事にまとめることで学習へのきっかけ(Queues)を創る活動をしています。
アカデミックオフィスのウェブサイトには教員のグッドプラクティスとして先生方へのインタビュー記事を載せています。先生方の授業に対する熱い想いが語られているので、ぜひそちらものぞいてみて、今後の学習や履修登録の参考にしてください!




  • LINEで送る

PAGETOP