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愛の音楽あふれるフィリピンから-大分合同新聞「APU発世界の窓」

読了時間: 2分

日本と同じく海に囲まれた島国のフィリピンから来たエレナ。歌やギターに加え、ピアノやウクレレもこなす多才な留学生。6歳の頃から音楽に関心を持ち始め、現在も大学の学園祭で歌のパフォーマンスなどを行っている。

フィリピンでは今どんな音楽がはやっているのか聞いてみた。日本と同じようにTikTok(ティックトック)の音楽やポップミュージックがはやっていて、高音を歌いこなせるアーティストが人気らしい。多種多様な曲がある日本と違って、フィリピンでは愛をテーマにした歌がとても多いそうだ。また、繊細な音楽の印象が強い日本に対して、最近はラップ寄りな曲が多い印象とのこと。

フィリピン・セブ島のダナオのビーチ。
観光スポットとして有名で、毎年多くの観光客が訪れる。2018年には台風が直撃する被害もあったという

彼女お気に入りの日本のアーティストは、宇多田ヒカルやオーサムシティークラブ、YOASOBIなど。キャリアの長い人から現代のはやりの配信系アーティストまで幅広い。しかし、実は来たばかりの頃は日本の音楽にあまり関心がなかったようだ。ボーイフレンドの影響で好きになったという。

自分の国の音楽を好きになってもらえることは、うれしいことだ。異なる文化圏の人から歩み寄ってもらうというのは、もしかしたら思っていた以上にうれしいことなのかもしれない。エレナが音楽というカテゴリーを通して日本を知ってくれたように、私も自分の好きな書くことや読むことを通してこれから異文化への見聞を広めていきたい。そしていつか、最先端の情報をより多くの人に伝えられるようなライターになるのが私の夢だ。

伊藤 マリア エレナ
アジア太平洋学部2回生
フィリピン

(大分合同新聞2022年8月2日朝刊掲載)

学生広報スタッフSPA(Student PR Assistants)は、APUと大分合同新聞による包括連携協定に基づき、2022年1月より、大分合同新聞朝刊「くらし・文化」面へ、インタビュー記事を連載中です。学生ならではの視点で、各国の文化やその時に気になる話題などを等身大でご紹介していきます。新聞読者層や、APUを目指す高校生などの、世界への興味関心を高めるきっかけづくりや、プロの編集者と協働することによる学生のスキルの向上を目指しています。

野口 暖日
野口 暖日

はじめまして!APS2回生のはるかです。趣味はカフェ巡りとNetflixを観ることです。元々読書をしたり、文字を書いたりするのが好きだった為SPAに入ろうと決めました!SPAではみなさんに楽しんでいただけるような情報をどんどん記事にしていこうと思います。よろしくお願いします。




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