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言語学習に最適なアニメ-大分合同新聞「APU発世界の窓」

読了時間: 2分

レニは大学で仲良くなった中国からの留学生。彼女とはグローバル・ヒストリーという講義で知り合った。母国語も国籍も育ってきた環境も全く異なるが、ある趣味を通して親しくなった。それは日本のサブカルチャー、アニメだ。
小学6年の時に見た「デュラララ!!」というオカルト系アニメがきっかけ。そんな彼女に、日本アニメの中国での人気ぶりについて尋ねてみた。
毎年開催されるコスプレのイベントでは、参加者の多くが日本のアニメキャラクターに扮するという。「中国のアニメウェブサイトでも日本のものはアクセス数が多くて、中には再生回数が億を超えるものまであるんだよ」と、流暢な日本語で説明してくれた。

言語自主学習センター「SALC(サルク)」で漫画を読むレニ。アニメだけでなく、日本の漫画も大好き

彼女の日本語能力も、アニメを通して培われた。日本語の勉強には最適で、レニはアニメから関西弁などの方言や若者言葉まで学んだ。レニの吸収能力には脱帽だ。
「好きこそものの上手なれ」のことわざの通り、好きなものから学ぶとモチベーションが続くのかもしれない。私も最近ではレニら友人の影響で、中国のアニメを見始めた。いつか私も、中国語マスターに化けてみたい。

チェン ジン ユ
(ニックネーム レニ)
国際経営学部3回生
中国

(大分合同新聞2022年12月27日朝刊掲載)

学生広報スタッフSPA(Student PR Assistants)は、APUと大分合同新聞による包括連携協定に基づき、2022年1月より、大分合同新聞朝刊「くらし・文化」面へ、インタビュー記事を連載中です。学生ならではの視点で、各国の文化やその時に気になる話題などを等身大でご紹介していきます。新聞読者層や、APUを目指す高校生などの、世界への興味関心を高めるきっかけづくりや、プロの編集者と協働することによる学生のスキルの向上を目指しています。

野口 暖日
野口 暖日

はじめまして!APS2回生のはるかです。趣味はカフェ巡りとNetflixを観ることです。元々読書をしたり、文字を書いたりするのが好きだった為SPAに入ろうと決めました!SPAではみなさんに楽しんでいただけるような情報をどんどん記事にしていこうと思います。よろしくお願いします。




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