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僕がRAになった理由

読了時間: 3分

APUには多くの学生スタッフが活躍しています。国際教育寮であるAPハウスで寮生の暮らしをサポートするRA(レジデント・アシスタント)※や授業で活躍するTA(ティーチング・アシスタント)はその代表的な活動といえます。
今回は、RAとLTA(リーダー・ティーチング・アシスタント)として活躍中の清水ナイキさん、以下ナイキさん(アジア太平洋学部2回生)にRAのお仕事についてインタビューしました。これから入学してくる皆さん、先輩のキャンパスライフを覗いてみましょう。

神奈川県出身の清水ナイキさん

国際的な環境で何かやりたい!!

SPA:RAを志望した理由は何ですか?

ナイキさん:APUの国際的な環境で何かやりたいと思っていました。授業以外で国際学生と関わる機会を増やして、言語が異なる人や価値観の異なる人と共同生活を送ってみたかった。APUらしい活動って何だろうと考えた時に、「共同生活を送ることで相手をより理解することができるRAっていいじゃん!」と思いました!(笑)
実際には、日常的な寮生サポート以外にも、入寮手続きの準備をしたり、フロアイベントを考えたり等、様々な場面で多くの国際学生と交流していました。
入寮手続きは、部屋の手配や期間内に入寮できたかなどの確認をRAがしますが、それがすごく大変でした。ちょうどその時期はコロナウイルスが流行していたから、その影響で臨機応変な対応が求められました。

RAって大変???

SPA:RAって(普段から)大変じゃないですか?

ナイキさん:んー、正直言うと大変です。だけど、やっぱり、自分の成長を感じられるし、やっていてとても充実した日々を過ごせているなと思えています。

SPA:大変って言うと具体的に何が大変ですか?

ナイキさん:言語の壁と文化の違いですかね。あ、あとは、コミュニケーションかな。国際生や英語基準の国内学生に対して、自分はまだまだ英語力が足りないから、うまく伝えることができなくて、どうしたら相手に伝わりやすいか、よく考えながら話すようになりました。

APハウスは、共同生活だから皆が快適に過ごせるように様々なルールがあるよね。例えばごみの分別とか。
APハウスでは、夜KD(Kitchen Duty)といって掃除当番のようなものがあるんですが、その最後にフロアメイトが集まって一緒にごみを捨てに行きます。その時、各個人のごみ分別をRAが確認する仕事があって、正しく分別されていないことがあれば出してもらうし、ごみステーションでごみ収集車に断られたごみは、RAが再分別することもあります。
RAを始めた時は、こういったことを人に注意するのがすごくきつかったんです。同級生に注意しないといけなかったり、なかなか聞いてくれない人もいたり、するとどうしても強く言ってしまう。これをどう改善するべきか常に考えるようになったかな。

だから、みなさん、APハウスに入ったら、ごみを分別しようね!!!

自分が成長しているって感じる。

SPA:確かに、言葉の壁や文化の壁ってなかなか崩れないですよね。さきほど成長を感じられるとおっしゃいましたが、約2年間RAをしていて成長したと思える部分はこですか?

ナイキさん:英語能力コミュニケーション能力が向上したと思います。
RAは基本的に各フロアに2名配置されていて、国際生と国内学生でペアを組むんだけど、あいにく僕は、コロナ禍で国際学生がすごく少ない時期のRAだったから、ずっと国内学生とペアを組んだんだ。「これって英語力成長しなくない?」って思うかもしれないけど、APハウスには、英語基準の国内学生もいたり、先輩RAたちには国際学生もいたりしたから、日常的に英語を使う機会が増えてて、リスニング力は本当に向上した!でも、やっぱり一度くらいは国際生とペアでRAをしたかったなって思ったりもしたよ(笑)。

コミュニケーション能力

ナイキさん:大変な点について話したように、結果的に英語でも日本語でも、話すとき相手にどういえばわかりやすいか考えるようになって、常に客観的に自分を見つめ直しながら話すようになってきたと思います。

RAになりたい人へ一言

ナイキさん:すごく素晴らしい機会になると思います。多文化の中にいることで自分が成長し、誰かのために動けてやりがいを感じられる仕事だと思います。もし、RAをやってみたいと思うなら、APハウスを寮生にとって楽しい場所にすることを目指して欲しいと思います!!

※RA(レジデント・アシスタント)とは、寮生がAPUや別府での暮らしを始めるにあたって必要な支援をする学生団体のことです。RAは、各フロアに1~2名配置されています。 新しい寮生がAPハウスに到着すると、寮生はRAからAPハウスの施設や居室の利用方法について説明を受けます。また、RAが中心となって、そのフロアの交流イベントを企画し、新寮生がAPハウスで学修生活を確立するために必要な支援を行います。寮生は、寮生活で困ったことや大学生活や日本での生活についてわからないことがあれば、いつでもRAに質問することができます。RAは寮生にとって心強い存在です。
キャンパスに位置するAPハウス1とAPハウス2では1,021名の寮生のうち、49.7%を48ヵ国・地域からの国際学生が占めます(2022年5月1日)

APハウスやRAについてはこちら

上野 瑞歩
上野 瑞歩

皆さんこんにちは!!私はアジア太平洋学部3回生のみずほです。2023年春からマレーシア留学中です。趣味はダンス、自然に触れること、動物と戯れることです!昔合気道もしていたので強いですよ:) SPAの活動を通して多くの人と交流したいと思っています!よろしくお願いします。




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