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卒業生インタビューVol.15「東京のIT企業ではたらく!」

読了時間: 5分

【卒業生プロフィール 】

名前:Grace Goodrichさん(以下、グレースさん)
卒業年:アジア太平洋学部(APS)文化・社会・メディア、2021年卒
出身国:アメリカ合衆国
現職:株式会社マジックハット

現在東京にある日本のIT企業に勤務するグレースさん

学生スタッフSMUとしてAPUのInstagramリールに登場したり、入学式のインタビュー動画にも登場したりしていたグレースさんを記憶している人もいるかもしれません。彼女はAPUを2021年に卒業し、東京でIT企業に勤務しています。そんなグレースさんに、ご自身のキャリアや、在学生へのアドバイスなど、さまざまな質問にお答えいただきました。

APUを知ったきっかけは?

世界中の国際的な大学をネットで探し始めた頃に、日本の大学に進学した学生や知人の話を聞いて、日本に絞ることにしました。APUを見つけたのは、“univinjapan.com”というサイトで、日本で勉強したい外国人におすすめの学部や大学院のプログラムが掲載されていました。
決めたポイントは、日本留学経験のない学生に対する語学サポートが最も充実しているように思えたことと、別府のような小さな都市で生活することが日本社会に慣れる良い方法だと思ったことです。

APUで力を入れたことは何ですか?

日本語の勉強に一番力を入れました。授業を頑張ったり、日本人の友達を作ったり、アルバイトをしたりと、日本語の没頭する努力を惜しみませんでした。
特に最初の2年間の努力は、授業でも就職活動でも、そして現在の東京の日系企業での仕事でも、実を結んでいます。

APUを卒業後、どのようなキャリアを歩んできましたか?

APUの最終セメスターに現在の勤め先「株式会社マジックハット」でインターンの選考に合格して、インターン勤務開始1ヶ月で内定をいただくことができました。その後インターンを続けて、卒業後に上京してフルタイムで入社しました。リモートワークが9割の小規模な企業なので、出勤時間や日にちを自分で選べますし、希望すれば他県・他国からでも勤務可能です。

在学中の学習内容で、あなたのキャリアに最も役立ったことは何ですか?

最も役に立ったのは日本語能力です。。努力しておいて本当に良かったと思います。業界特有のビジネス用語を学ぶにあたって、強力な土台となったからです。また、私が日常的に使っている知識のほとんどは、自分に関係しないと思っていた授業の分野でした。私はアジア太平洋学部のCSM(文化・社会・メディア)に所属し、関連分野に進むと考えていました。しかし結局はIT企業で事業開発とマーケティングを担当し、むしろ専攻外の授業で得た知識を使うこととなりました。
どんな分野もいつか役に立つかもしれません。在学生の皆さんにはぜひ幅広い科目履修をお勧めします。

お仕事について、どのような業務を担当されているのか教えてください。

私は、海外のApple OSデバイスセキュリティソフトウェアのリセラーを行う企業のビジネスデベロップメントマネージャーです。形式的なマーケティングチームがないため、現在はマーケティング業務の立ち上げも担当しています。入社以来、主にブランドの全面リニューアルやウェブサイトのリニューアル、ソーシャルメディア、ソフトウェアエンジニアリングブログ、顧客事例、ITカンファレンス・イベントへの参加など、新しいコンテンツ制作を担当しています。仕事の95%は日本語で行っていますが、海外のパートナーと英語で話すために呼ばれることもあります。

日本企業で働く上で、苦労していることはありますか?

経験豊富でオープンマインドな同僚のいる素晴らしいチームで働くことができ、日本のビジネスマナーについて学ぶことができましたが、それでも最初の数ヶ月は理解できるまで大変でした。また、ITの経験がないままIT企業で働くことになったため、業界で数十年の経験値を持つような同僚に追いつくために、猛烈に勉強しました。会社が取り扱うさまざまなセキュリティソリューションの使用資格の取得が、相当に困難な試練でした。しかし多大なサポートで同僚に支えてもらったおかげで、資格試験の合格を勝ち取れました。

余暇の楽しみは?

東京での新しい生活も大好きなのですが、元は田舎育ちですので、都心から離れて日本の自然を楽しむ機会も大切にしています。夏にはハイキングやキャンプ、海水浴、サーフィンやウェイクボード。冬はスキーが好きです。山に行けないときは、東京のいろいろな公園を探索します。

今後の計画は?

仕事はとても楽しくて、辞める気はまったくないのですが、コロナウィルスの影響で大学時代の旅行の予定がたくさんキャンセルになってしまいました。私は幸運にも日本国外からフルリモートで働くことができるので、現在はお金を貯めて数年間世界中を旅行してから、いつどこに落ち着くかを決めようと思っています。

APUの在学生にメッセージをお願いします。

在学生のみなさんに言いたいことは、「新しい経験や機会を積極的に探し、受け入れること」です。私の最高の思い出は、即興で立てたような計画や、最初は不安でも新しいことに挑戦したことです。しかし、その選択があったからこそ、素晴らしい友人に囲まれ、充実した趣味や素晴らしい仕事を持てました。新しいことに挑戦することを恐れてはいけません。その挑戦は期待以上の結果に導いてくれるかも知れないからです。

レア
レア

こんにちは!現在APUの大学院に通っておりますドイツ人のレアです。ショッピングやイラストを描くこと、ゲーム(主に原神)などが好きです。私は大学もAPU(専攻はCSM)に通っていたので、勝手ながらAPUでの学生生活の専門家だと自負させていただいております笑。もしキャンパスで見かけたら、ぜひ声をかけてくださいね。APUの魅力や面白いところをSPAを通してお伝えできればいいなと思っています!よろしくお願いします。(⌒▽⌒)




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