学生ブログ

SPAから新入生のみなさんへ-コロナ禍でのオンライン学習

読了時間: 4分

新入生のみなさん、入学おめでとうございます。
SPAから皆さんへメッセージ記事を書いていますが、4人目のライターAmaraです。
世界中の人々に甚大な不安を与えているコロナ禍の中で、新しく大学生活をスタートさせた皆さんは、わずかでもこのオンライン学習に不安がよぎることもあるでしょう。

ずっと家にいては新たな一歩を踏み出す気持ちにならないかもしれません。とまどいを抱えながら学習に臨むことになるでしょう。では、どうすればこの学びのプロセスを最大限に活用し、最大限の効果を得ることができるのでしょうか?

綺麗に整頓された自習室で差をつけよう(撮影/Maria Josephine

オンライン授業は意外と疲れる!

春セメ終了後、私は仲良しの友人の一人とオンライン授業について話し合ってみました。 ナイジェリアから来た2学期の1年生のTemilolu Awofesoさんは、オンライン授業の期間、毎日何時間もパソコンの前に座っていたため、目がすぐに疲れてしまったそうです。彼はこれを「ズーム疲労」と名付けていました。

毎日ほぼ一日中家にいるので、オンライン授業は疲れないと思われるかもしれませんが、実は楽ではなく、精神的にも肉体的にもキャンパスに通うのと同じくらいの疲れがあるのです。この「ズーム疲労」は私にもありましたし、多くのクラスメイト達も経験していました。

オンライン授業を活用するには

初めてオンラインで授業を受けるのはとても難しいことだと思います。毎日キャンパスに来るのと、自分の部屋から授業にアクセスできるのとでは大きな違いがあり、慣れるまでには時間がかかりました。そのため、たとえば毎日授業ギリギリ5分前に起きて、疲れたらすぐに寝るという感じだった生活習慣を改めることにしました。

私が思うオンライン授業の最大の欠点は、学習の過程で人に直接会うことができないことでした。教育は共有のプロセスでもあり、最高の学習体験を得るためには、多くの学生が相互に交流する必要があります。学生と直接会うことができないことで、効果的なコミュニケーションが取れないなどの障害が生じてしまいます。(ネットワークの技術的な問題やオンライン環境自体が原因の場合もあります)

しかし、APUの多くの授業では、オンライン授業であってもグループディスカッションを活用しています。教授は学生をグループに分けるためにブレイクアウトルームを利用しています。ブレイクアウトルームといっても、クラスでのディスカッションと大差はありませんが、パソコンの画面の向こう側にいる仲間と交流することになります。

ほとんどのブレイクアウトルームは、教授が固定のグループにあなたを入れていない限り、ランダムに割り当てられています。実際の教室で授業を受けているかのように考えてください。最初は大変でしたが、ディスカッション中に友達と会うと、いつも大笑いしていました。

友達やクラスメイトに直接会うことができない中、それぞれが海の向こうの外国にいるにもかかわらず会えたことが、小さな喜びであり、このころを大切に思います。今ではオンライン学習は実現可能でむしろ便利だと思うようになりました。このような状況にもかかわらず、私は人とつながり、ここに来た目的通りに教育を受けることができています。

教科書を忘れずに! (撮影/Amara Zahra)

ポジティブに向き合うこと

この時代の技術のおかげで、私たちの生活の中で、状況によってうまくできないはずのことも、多くの人が可能にできるようになりました。だからこそ、ネガティブな部分に注目するのではなく、オープンマインドで良い姿勢で物事に対応することを習慣にしました。

オンライン学習で得られるアクセスのしやすさについて考えてみてください。こんな時代だからこそ、あなたは簡単にPCを使って通学することができます。情報はワンクリックでアクセスでき、メモを取ることもオンラインを活用することができます。

これは非常に優秀な私の親友の金言ですが、心に留めておくべき最も大切なことは、 「教育のツールが変わったのであれば、あなたも学び方を変えなければならない 」ということです。人生のすべてのことがそうであるように、そのたびに適応しなければ進歩はありません。

新入生の皆さん、これからもどうか頑張ってください。SPAチームを代表して、みなさんの幸運をお祈りしています。


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AMARA Zahra Djamil
AMARA Zahra Djamil

こんにちは。私はインドネシア出身のアマラです。書くことや物語をシェアすることが好きです。SPAに参加したことで、APUの新しくてクリエイティブな人たちと出会い、彼らの興味深い経験を知ることができました。趣味の映画を課題の忙しくないときに観ています。




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