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初開催のマレーシアウィーク 主催者を直撃!

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2019年度が終わりましたが、セメスターの最後のマルチカルチュラル・ウィークのマレーシアウィーク2019の余韻はまだ残っています。今回が初めての開催となったマレーシアウィークは、紛れもなく他のウィークに引けをとらない素晴らしいものとなりました。それでは、マレーシアウィークの主催者であるArif NaimさんとAzam Azizさんのお話をお届けしましょう。

Arif Naim &Azam Aziz (photos provided by themselves)

Azamさん、Arifさん、今回のインタビューを受けていただきありがとうございます。まず初めに、マルチカルチュラル・ウィークになじみ深いお二人が、マレーシアウィークを始めようと思ったきっかけは何ですか?

Arifさん: 厳密に言うと、私たちがマレーシアウィークを始めたわけではありません。10年前にインド・マレーシア・デーがあったので、そのアイデアを再起動したようなものです。でもそうですね、私自身が他のマルチカルチュラル・ウィークで素晴らしい経験をしたので、APUの学生や先生たちにマレーシアの伝統文化を披露したいと思いました。
Azamさん: 加えて、2年前にマレーシア首相がAPUを訪問された際に激励をいただいたことも追い風になったと思います。彼の言葉は、私たちがパレードやグランドショーなどを含めると初となる完全版のマレーシアウィークを開催するきっかけとなりました。

The Prime Minister of Malaysia, Tun Dr. Mahathir bin Mohamad, with APU students on August 9th, 2018 (photo from https://apu.ac.jp)

なるほど、それは知りませんでした。特に、初めてのマルチカルチュラル・ウィーク全体の運営は、開催に至るまでに多くの困難があったに違いないと思いますが、いかがですか?

Azamさん: 全くその通りです。私の考えでは、APUのマレーシア人コミュニティは他のコミュニティに比べて比較的小さいため、人材不足が最大の問題でした。幸い、インドネシアウィークの主催者からの指導やTSSからの技術支援など、他のコミュニティやAPUからも多くの支援をいただきました。
Arifさん: 正直に言うと、私たちの経験不足でチーム内のコミュニケーションがうまくいかなかった部分もありましたが、みんなで何とか乗り切ることができました。私たち全員がマレーシアウィークを現実のものにしたかったからこそ、問題を乗り越えて、共通の目標に集中することができたのだと思います。小規模でも組織の運営方法を学ぶことができ、とても良い経験になりました。

上手くやり遂げたんですね。努力が報われたとき、どんな気持ちでしたか?

Arifさん: 私たちは全員、グランドショーの最後の瞬間まで気持ちが張り詰めていましたが、その時になってようやくリラックスしてマレーシアウィークの本当の終わりを感じることができました。もちろん、私たちが成し遂げたことを誇りに思い、とてもうれしかったのですが、終わりを迎えて少しさびしくもありました。でも、ほんのちょっとだけです。ほぼ幸せでいっぱいでしたよ(笑)。
Azamさん: フィナーレは、私にとってとてもグッと来た瞬間でした。すべてのゲストが帰った後、私たちは主催者、出演者、サポーターのチーム全員を集めて、改めて感謝の言葉を伝え、数ヶ月に及ぶハードワークを終えました。私は世界最高のリーダーではありませんでした。メンバーの中には準備中に大変な思いをさせた人もいましたが、そんな私に付き合ってくれたこと、そして卒業前にマレーシアウィークを開催するという私の夢を実現できたことに、とても感謝しています。Arifの言う通り、私はとても幸せでした。私は今もそうですし、2020年にもマレーシアウィークがあることを願っています。

とても感動的ですね。最後に、自分たちもマルチカルチュラル・ウィークを始めたいと思っているAPUの他の少数民族の学生グループに向けてメッセージをお願いできますか?

Arifさん: もちろん。自国のウィークを始めたいと思っている人は、少数民族グループ出身の場合、特に人材面において多くの悩みの種があることを理解しておいてください。私が言いたいのは、助けを求めることをためらわないでほしいということです。APUは愛すべき家族であり、私たちの全てのコミュニティはお互いをしっかり支え合っています。途中のトラブルに対してはくれぐれも備えてください。でも、人生で最高の経験と思い出の一つになることは間違いありません。最後に、あなたたちが好きなことをして楽しんで欲しいと思います。近いうちにあなたたちの新しいマルチカルチュラル・ウィークを見るのを楽しみにしています!
Azamさん:これ以上うまく言えませんが、どうか自分を信じて頑張ってください。APUで不可能なことは何もありません。

どうもありがとうございました!それでは最後に、マレーシアウィークのグランドショー2019の写真で振り返りましょう。

(photo by Bich Tram Tran)

PHAM Van Khanh
PHAM Van Khanh

取材で通常なら出会うことのない学生や教員と話せて、面白い話を聞きだせるSPAの活動が大好きです。面白い話があったらぜひ知らせてください。




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