立命館アジア太平洋大学

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2010年度第1回GSA特別講義を開催

講演・シンポジウム|来学者

2010/6/8

2010年5月25日(火)、タイ汚職撲滅委員会(NACC)代表Medhi KRONGKAEW博士を迎え、「Corruption and the Causes of Current Political Troubles in Thailand(直訳:タイにおける政治的紛争の原因と腐敗」と題した2010年度第1回アジア太平洋研究科(GSA)特別講義を行いました。講義ではMANOPIMOKE, Supachit APS教授が進行役を務めました。


KRONGKAEW博士は、国立開発研究所教授およびタイのタマサート大学経済学部長を歴任後、2006年に汚職撲滅委員に任命され、タイ国内の慎重を要する様々な汚職事件を担当してきました。中でもタクシン首相派の汚職容疑はKRONGKAEW博士の担当した最も複雑な事件でした。

KRONGKAEW博士は自身の膨大な経験を基に、NACCの捜査と現在タイで起きている政治動乱との関連について話しました。KRONGKAEW博士は一見解決困難に思われるタイの問題の解決策を見つけるポイントについて「今回の問題の解決策は何通りも存在しますが、解決への道を探る際に必要なことは客観的であることです」と述べました。そして現在も緊張が続く動乱の原因として不平等問題を挙げ、現在の政局を打破するためには政治家自身が「犠牲」という言葉を深く心に刻むべきだと述べました。

講義後の質疑応答では学生から様々な質問が寄せられました。聴講した学生の一人、Salam Abdusさん (APM2、バングラデシュ)は「有益で学修の励みとなる素晴らしい講義でした。汚職がタイの政治制度全体にどのような影響を及ぼしたのか、その実態を知ることができました」と講義の感想を述べました。

APU教員が世界の様々な地域が直面する興味深い問題に対して、学生の理解を促すことを目的としてGSAゲストレクチャーを開催しています。

取材:Joshi Ratala Dinesh Prasad(APS3, ネパール)
APU学生広報スタッフ<Student Press Assistant (SPA)>







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