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駐ルクセンブルグ日本大使館末綱 隆特命全権大使による特別講義を開催

講演・シンポジウム|来学者

2011/6/3

2011年5月20日(金)、駐ルクセンブルグ日本大使館末綱 隆特命全権大使を招き、APUで特別講義を行いました。

末綱大使は別府市出身で、1974年警察庁入庁後、警視庁副総監、宮内庁東宮侍従長を歴任され、2009年4月から駐ルクセンブルグ日本大使館特命全権大使に就任されました。今回の特別講義は、ルクセンブルグ大公国皇太子の初来日に同行し帰国され、任務完了後の大分への帰郷により実現したものです。

末綱大使は講義の中で、ルクセンブルクやEUの現状、外交活動、国際情勢について話されました。ルクセンブルグについて、世界文化遺産に登録された古い街並みや世界的にも有名なワインの産地である点を紹介されたほか、国勢について、国力指標であるGDPや人口、ODA、軍事費、国連分担金の数字を基に、日本と比較をしながら紹介されました。

またEUの成り立ちやユーロの問題についても説明されたほか、国際テロ組織を告発する部署に属した経験を交えて、在外公館の仕事やテロリズム、国際テロ組織についても紹介されました。

最後に大使からAPU学生に向けてメッセージを頂きました。「人生の中で一番役にたった心情は“人の好き、嫌いをしない”ということです。相手に抱く感情は、相手からも同じ感情を抱かれると言われています。寛大な心を持って人と関わって下さい。また人の性格は生まれつきのものと環境によるものの2つから構成されており、性格を変えることは可能です。日本人に多く見られる内向的性格は海外で活躍する上で損をしています。必要な時に自分の主張ができないと、特に海外では自分の意見を持たない人とみなされます。APUの多文化環境は、自己改革のできるすばらしい環境です。高い志をもって世界で活躍して下さい」。

外交も人と人との対話であると考える末綱大使の講演は、APU学生にとって外交の現場を垣間見る貴重な機会になりました。

取材:荒木郁加里(APS3、日本)
APU学生広報スタッフ<Student Press Assistant(SPA)>



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