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デジタル世代の教育-Warren MIDGLEY博士を迎えRCAPSセミナーを開催

講演・シンポジウム|来学者

2011/11/9

2011年10月27日(木)、オーストラリア 南クィーンズランド大学のWarren MIDGLEY博士を講師に迎え、「未来への準備:デジタル世代への教育」をテーマにRCAPSセミナーを行いました。MIDGLEY博士はセミナーの中で、ITやロボットを活用し日本とオーストラリアの小学校を繋いで行った双方向学習プロジェクトの成果と今後の教育技術について講義を行いました。

MIDGLEY博士はまず、地球温暖化や地球の限られた資源に対する圧力など、あらゆる観点から予想される様々な地球の未来について説明しました。そしてそのための重要事項として、「我々は、理想としてだけでなく達成可能な現実的な面からも、自分たちの社会の未来を選択しなければならない。そして最善の道を決断し、それに伴う変革に向け必要とされる準備に取り組まなければならない」と述べました。更に、必要とされる大きな変革の一つが、特に教育分野における情報技術(IT)の早急な開発であると述べました

「我々の社会は急速に変化しており、現在学校に通う子ども達は、まだ開発されていない未来の仕事につくでしょう。我々教育者は、生徒にどんな準備をさせるのか、そして我々は何を教えるべきなのかという課題に直面しているのです」。

続いてMIDGLEY博士は、日本とオーストラリアの小学校でITと4輪ロボットを使って行った調査プロジェクトの研究成果を紹介しました。プロジェクトでは、ロボットが走行するコースの設計を日本の小学生が、その製作をオーストラリアの小学生がお互いに協力しながら進めました。結果、両校の小学生はインターネットとAV機器を活用し、日本から送った操作信号はリアルタイムでオーストラリアのロボットの遠隔操作に成功しました。MIDGLEY博士は、子ども達はこのプロジェクトを成功させるために、IT技術を使いこなし、問題を克服し、国境を越えて協力して取り組む必要があったと述べ、この様な技術が子どもたちの未来に役立つと主張しました。

講義の最後には質疑応答の時間が設けられ、多くの学生にとって教育における情報技術の未来とその研究成果について知識を深める貴重な機会となりました。



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