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2013年度 国際協力機構JICA受託研修の報告

連携事業|社会貢献

2014/03/12

APUでは2006年度から独立行政法人国際協力機構(JICA)の委託を受け、アフリカ、アジア、南米など世界各国の行政官等を対象とした地域開発のための研修を行っています*。
2013年度は、計7回に渡ってアフリカ、東欧、中南米、アジア大洋州などの42カ国・地域から、97名の研修生を受け入れました。

研修生は、それぞれ1~2週間ほどかけて、別府市鉄輪地区でのオンパク視察のほか、日田市大山町の地域の活性化活動や耶馬溪町の下郷農業協同組合の取り組み、国東市の農業遺産への取り組みについての視察および講義受講などを通して、地域振興に関する実践事例を学びました。また、APUキャンパスでは、コミュニティ・キャパシティ(組織的な課題対処能力)と地域開発についての講義を受講し、それぞれの国・事業の課題にあわせて工夫を凝らしたアクションプランの作成などを行いました。
 
APUは、2006年からこれまでに66カ国・地域からの研修生633名を受け入れており、今後も本学のミッションに合致するJICA研修をより一層発展させていきます。
 
 
*2006年度からのJICAの委託による、世界各国の行政官・団体代表者等を対象とした地域開発の推進者育成を目的とする研修で、「一村一品運動」や温泉を核とした地域振興の取り組みである「ハットウオンパク」などの視察、研修訪問地での民泊体験、独自のアクションプラン作成に取り組み、地域資源を活用した地域振興・地場産業活性化のための開発手法を得ることを目指しています。
 


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