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APUと大分工業高等専門学校が連携して「再生エネプログラム」を実施

教育プログラム|連携事業|SDGs

2015/01/15

2014年12月12日、19日、20日に、国際経営学部(APM)中田行彦教授と大分工業高等専門学校(大分高専)が連携して、再生可能エネルギーを体験して学ぶプログラム(「再生エネプログラム」)を実施し、大分高専の電気電子工学科2年生40人が受講しました。
これは、独立行政法人科学技術振興機構(略称JST)の「サイエンス・パートナーシップ・プログラム(SPP)」として、経費支援を受けており、本プログラムは、科学技術、理科、数学に対する興味・関心と知的探究心等を育成するとともに、進路意識の醸成および科学技術人材の育成を目的として行ないました。

プログラム初日、受講生は再生可能なエネルギーの概要などを学習した後、太陽電池の自動車工作キットを組立てて実際に動かすことで、太陽電池の原理を実践的に学びました。



太陽電池の自動車工作キットの組立ての様子(大分高専)

二日目は、「研究」だけでなく「開発」の重要性を理解するため、受講生は太陽電池の新しい商品を企画・開発することを学び、グループに分かれて良いアイデアを出し合い優秀グループを選出しました。


フイルム型太陽電池の応用製品のアイデア創出(KJ法)(大分高専)

雨の中「日揮メガソーラー」の見学

最終日となるプログラム3日目は、受講生は本プログラムで学んだことを基に大分県内で活用されている再生可能エネルギーの現場を体感するため、大分臨海工業地帯の「日揮メガソーラー」や別府市の鉄輪地区の「湯けむり発電」、竹田市の「小型水力発電所」を見学しました。
本プログラム終了後のアンケートでは、受講者の内「おもしろかった」が90%、「また参加したい」が83%と答えており、受講生の多くが高い評価をつけました。


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