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欧州安全保障協力機構勤務卒業生との交流会

講演・シンポジウム

2016/02/10

2016年1月19日(火)、欧州安全保障協力機構(OSCE)で働いている卒業生、原悠祐さん(アジア太平洋学部2009年秋卒業、日本)と学生の交流会を行いました。原さんは在学中、高柴優貴子 アジア太平洋学部准教授のゼミで、国際法、人権法を学び、今回の交流会も高柴准教授が主催しました。

原さんはAPU卒業後、大学院で国際法と人権や、国際刑事法と武力紛争などを学び、国連難民高等弁務官事務所、レバノン特別法廷、ルワンダ国際刑事裁判所等の様々な組織でインターンや勤務を経験しました。現在は、OSCEではコソボの内戦後の復興を監視しています。

交流会で原さんは学生に向け、能力の向上と国際機関で働く人とのネットワークを構築することの重要性を強調しました。関心のある分野を絞ることで、深い知識と実務的な能力を備えたスペシャリストになることができると語りました。単に広範囲にわたる知識を持つジェネラリストであるよりも、スペシャリストである方が、同僚や雇い主、同じ分野に関わる人々から能力を認められる可能性が高く、興味のある分野について、その分野をとことん掘り下げる様に勧めました。

取材:APU学生広報スタッフ<Student Press Assistant(SPA)>
RACHMAN Muhammad Aulia (インドネシア)


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