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子どもたちに笑顔を—熊本県益城町でAPU学生が復興支援活動

学生生活|社会貢献|イベント|SDGs

2016/12/05

2016年11月12日(土)、APUの学生78名(国際学生57名(13カ国※)、国内学生21名)、熊本在住のAPU卒業生(以下、熊本校友)7名が、4月に発生した熊本地震で被災した熊本県益城町で児童や地域の方々を元気づけようと、様々な国・地域の民族舞踊の披露やエスニック料理の炊き出しを行い、復興支援活動を行いました。

APUでは、普段は別々に活動している複数の学生団体がひとつとなり、毎年異なる地域で国際交流を行う「カルチャーワゴンキャンプ」という取り組みを行っています。今年は熊本校友の協力を得ながら、異文化交流とともに復興支援も目的とし、同町で実施しました。

当日は、会場となった広安西小学校の体育館で、国際学生が母国のゲームやあいさつを紹介し、参加者にさまざまな国の衣装を着てもらい記念写真を撮影するなど、国際学生と参加者が直接触れ合うアクティビティーを行いました。

ステージでは、インドネシア、オセアニア、中国の伝統舞踊や韓国武術、東北や沖縄の地域の踊りを披露しました。さらに熊本校友は熊本民謡のアレンジ版「おてもやんサンバ」を踊り、地域の方も一緒に参加しました。

そのほかにも、体育館の外では、スリランカの学生が児童に美味しく食べてもらえるように辛さを調節したスリランカのカレーを振る舞い、世界の味を楽しんでもらいました。

本企画に参加した学生は10月に同町でボランティア活動を行い、震災から半年が経っていても復旧が進んでいない状況を知りました。そのような状況でも、自分たちに明るく接する地域の方々を少しでも元気にしたいと、準備をしてきました。

今回の活動を通して、同町の方々に異文化交流を楽しんでもらうとともに、APUの学生にはこの活動で得た学びや気付きを胸に、広く世界中を飛び回り、国際社会へ貢献することが期待されています。


※アメリカ、インドネシア、サモア、スリランカ、タイ、トンガ、フィジー、ベトナム、マーシャル諸島、ミクロネシア、ミャンマー、韓国、中国



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