2017年9月15日(金)、APUは2017年秋の学位授与式を行いました。学部と大学院併せて38カ国・地域出身の国際学生416名を含めた522名(国際学生416名、国内学生106名)が晴れの日を迎えました。会場となった別府市のビーコンプラザには、世界各地から集まった卒業生のご家族や友人も集まり、APU で培った様々な学びを糧にして新たなステージへ出発する卒業生を祝福しました。
式では是永 駿APU学長が「APUの学生生活は、チャレンジングな生活だったと思います。安全地帯から抜け出して何か新しいものに挑戦する、自分の殻を破る、そうした日々の中で自分が生まれ変わったように感じた人も多いでしょう。旧い自分から脱皮して、新しい自分に生まれ変わる、新しい自分に再生する。その根源的な、 変化と再生の物語を皆さんはこのAPUで手に入れたのです」と激励の言葉を卒業生たちへ贈りました。
(学長からのメッセージの全文は
こちらでご覧いただけます)
学部卒業生を代表して、今年度の安藤百福名誉博士栄誉賞の受賞者であるデゥオン バォ ティ アンさん(国際経営学部、ベトナム)は、「APUでは、どこから来たとしても、私達は家族であると学びました。私達が一つになれば、可能性は無限大です」「卒業生の皆さん、ゴールを達成するための挑戦を止めないでください。
夢を大きく持ち、それを実現させましょう。必要な時には助けを求めましょう。好きな事をやりましょう。更にやっている事も好きになりましょう。そして何よりも、人生の全ての瞬間を楽しみましょう。私達は一度きりの人生を生きているのですから」とのメッセージを贈りました。
また、大学院卒業生を代表してグエン ヌ ノクさん(アジア太平洋研究科、ベトナム)が「今、将来の計画がはっきりと決まっている人もいない人も、今まで成し遂げてきたことは誇らしいことだということを心に留めておいてください。後悔や悲しい思い出もあるかもしれませんが、かけがえのない日々だったのです。今までの経験の中のよかったことを思い出し、それをこれからの人生の励みにしてください。APU、別府、そして日本は6年間すごした愛すべきホームとなりました。ここからどこへ旅立つのかわかりませんが、私が目指す将来のイメージはしっかり持っています。そのイメージは、私が一緒に時間を過ごした一人一人から思いやり、辛抱強さ、心の広さ、英知を学んで得たものです」と挨拶し、これまでの学生生活を締めくくりました。
式典の後には 恒例の帽子投げが行われました。卒業生たちの“We love APU”の掛け声と共に、赤い学帽が一斉に高く舞い上がり、拍手が鳴り響きました。卒業生は、笑顔で会場を後にし、それぞれが新たな人生のステージに向って歩き出していきました。
2017年秋 学位授与者数 |
|
国内学生 |
国際学生 |
合計 |
アジア太平洋学部 (APS) |
61 |
125 |
186 |
国際経営学部 (APM) |
41 |
232 |
273 |
学部合計 |
102 |
357 |
459 |
大学院アジア太平洋研究科博士前期課程 (GSAM) |
1 |
23 |
24 |
大学院経営管理研究科 (MBA) |
1 |
29 |
30 |
大学院アジア太平洋研究科博士後期課程 (GSAD) |
2 |
7 |
9 |
大学院合計 |
4 |
59 |
63 |
合計 |
106 |
416 |
522 |
卒業式の様子はインターネット上でライブ中継しました。配信映像は
Facebook Live、Ustream(2018年8月1日より視聴できません)よりご覧いただけます。