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2018年度APU Governing Advisory Boardを初開催

2019/01/24

2019年1月11日(金)、12日(土)の2日間、2018年度Governing Advisory BoardをAPUで開催しました。

APUは、2014年に文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業に採択されました。構想の柱の一つとして、APU Global Learningにふさわしいガバナンス・組織改革のために「APU Governing Advisory Board(GAB・大学評価委員会)」を設置することを掲げています。本構想に対して、2018年度に具体化を目指して準備を進め、今回初めての開催となりました。

2018年度GABには、地元別府市、大分県に加えて、福岡、東京、フランス、マレーシア、シンガポール、アメリカなど国内外から広く委員を招き、委員の構成も、大学関係者や企業、地域行政関係者、卒業生などさまざまで、このうち外国籍が3名、女性が3名と、ダイバーシティと国際性に富んでいます。

【2018年度 APU Governing Advisory Board委員一覧(敬称略、アルファベット順)】

委員長 日比谷 潤子 国際基督教大学 学長
委員 Asma Ismail Vice Chancellor, Universiti Sains Malaysia
(マレーシアサインズ大学 副学長)
委員 小坂井 敏晶 パリ第八大学 心理学部准教授
委員 長野 恭紘 別府市長
委員 岡本 天津男 大分県企画振興部長
委員 岡田 祥伸 立命館アジア太平洋大学校友会 副代表
2006年3月アジア太平洋学部卒業
委員 佐々木 久美子 株式会社グルーヴノーツ(本社:福岡)
代表取締役会長
委員 Tan Chin Tiong Senior Advisor to President, Singapore Management University
(シンガポールマネジメント大学 学長相談役)
委員 田所 一弘 日清食品ホールディングス株式会社 執行役員・CHO
(安藤 宏基代表取締役・取締役社長・CEO代理)
委員 Thomas M. Evans President, University of the Incarnate Word
(インカーネット・ワード大学 学長)

委員らは、期間中、キャンパスツアーや学生へのインタビュー、そしてGABの中心となるAPUの自己点検・評価に関する報告に対してコメントや助言をしたほか、学内関係者とテーマ別の討論を行いました。

なお、自己点検・評価項目は、教育課程・学修成果、学生の受け入れ、学生支援、大学運営・財務などがあり、詳細は後日報告書にまとめて公開する予定です。

APUでは教育の質の向上のため、大学の諸活動について点検・評価(原則2年に一度の報告書の作成と毎年度の進捗確認)を行い、その結果を一般公開しています。大学評価委員会における「外部評価」、大学基準協会による「認証評価」を一連のサイクルとし、総合的に機能させることで大学全体のPDCAのうち「C(検証)」の機能を担っています。

これまでのAPUの認証評価および自己点検・評価について掲載はこちら

GABは、大学の運営・事業について助言を行う評価機関であり、大学における教育・研究活動の成果をチェックし、大学の主要な運営方針(中長期計画・ビジョン等)策定への助言、APUのブランド力や国際競争力の向上に向けた助言などを行います。APUは、外部の視点を内部質保証の検証システムに取り込み、外部ステークホルダーの助言を事業計画に反映させることで、国際標準の教育活動・事業運営を目指しています。

【GABによる大学評価を中心とするPDCAサイクル(イメージ図)】



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