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大学院生研究支援制度採択者が研究成果を発表

教育プログラム|研究

2019/06/19

国際協力・研究部は、毎年、大学院生の研究活動への支援を目的として、研究支援制度を設け、補助金を交付しています。2019年6月5日(水)、2018年度に補助金を受給し、研究活動を行った7名の修士課程学生による研究成果発表会を開催しました。

7名の発表者の中、HGUYEN Thi Van Anhさんは、「ベトナムの現状における、社会的企業と共有価値創造との関連性-Koto Vietnamの事例研究」と題して、本制度を活用した現地でのフィールド・リサーチ活動の一環として、団体のマネジメントなどへのインタビューを実施し、青少年支援団体であるKOTO Vietnamがいかに共有価値を創りあげ、社会的課題を解決しているかについての調査結果を発表しました。

それぞれの発表の後には質疑応答も行われ、発表者は参加者からの質問に丁寧に答えていました。この成果発表会が、今後の研究のステップで有効に役立てられるものと期待されます。

最後に、国際協力・研究部部長である佐藤洋一郎 アジア太平洋学部教授は、発表者のそれぞれの研究テーマに対する熱意を称えた上で、「もっと多くの聴衆を前に発表する場面では、シングルケーススタディの研究に対して、聴衆から‘So what?’という質問が浴びせられることになるでしょう。この‘So what?’の疑問点を明確にし、研究分野の異なる人々にも自らの研究意義を伝えられることが重要です」と、今後の研究へアドバイスをおこないました。



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