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世界へ羽ばたくために海外で活躍する卒業生がスピーチ-GOAL講演会開催

教育プログラム

2019/08/20

2019年6月14日、日本出身の卒業生が英語のクラスで英語のスピーチを行い、APU在学中の語学学習や卒業後のキャリアについて語り、後輩を激励しました。

稲田杏那さん(国際経営学部2014年春卒)

永野雄太さん(アジア太平洋学部2013年卒)

八木洋平さん(アジア太平洋マネジメント学部* 2009年卒)

稲田杏奈さんは、APU在学中は学生スタッフGASS(Global Admissions Student Staff)などの学生活動を通じて国際学生の友人と交流を深め、毎日英語を使うことを目標に英語力を鍛えていました。とにかく日本語を話したい国際学生と英語を話したい自身との葛藤だったそうです。卒業後はイギリス留学を経て国内アパレルメーカーに就職し、外国人客の最も多い銀座やニューヨークでの勤務を経験し、日本のファッション市場が世界でも稀な傾向にあることなどを学んだそうです。現在は国内大手化粧品メーカーで海外プロモーションプランナーとして、自社商品を世界へ販路を拡げることを現在の目標にしています。

永野雄太さんは在学中、SALC(Self-Access Learning Center/言語自主学習センター)やTOEFLの受験を活用して中学生レベルから英語の基礎を学び直し、毎日4~5時間勉強したそうです。イギリスへの交換留学、直接交渉をしてのグラミン銀行へのインターンシップを経験し、英語で卒業論文を執筆、卒業式でも卒業生代表としてスピーチを担いました。卒業後は大手金融業を経て現在はカンボジアでマイクロファイナンスを展開する会社を立ち上げ、CEOとして活躍されています。「英語はスポーツと同じ」と語り、基礎を固め自分に足りないものを見直し、目標を持って学習しましょうと、後輩へアドバイスしました。

八木洋平さんは、現在、世界中に支社をもつ日系企業のマレーシア支社で仕事をされています。この4月は、ベトナム→マレーシア→インド→マレーシア→ベトナム→東京→マレーシアと移動し、どのような仕事をしたかを紹介されました。APU入学時の英語力は普通の高校生レベルだったそうですが、APU在学中に、国際学生と英語で会話し、フィードバックをもらったり、映画の英語の台詞を繰り返したり、さまざまなことを英語で考え説明するなどして、英語力を高めたそうです。今、英語を使って仕事をされていますが、発音に個性的なアクセントがあったとしても、コミュニケーションが取れれば仕事をするうえでは全く問題ありません。と後輩を激励しました。

この卒業生の講演を聞くGOAL(Global Alumni Lecture)という取り組みは、「世界に散らばる卒業生がAPUキャンパスで在校生とつながり、自らの知識と経験およびキャリアについて語るプログラム」です。様々な場で活躍する卒業生をAPUのロールモデルとして在学生に示すことで、APUでの学びが卒業後のキャリアにどの様につながるかを具体的に学び、在校生自らのキャリアビジョンの形成および在学中の学修動機づけになることを目指しています。

世界中で活躍しているAPUの卒業生はAPUの財産です。今後APUでは、世界中の卒業生とAPUを繋ぐ取り組みを、ますます強化していく予定です。

*アジア太平洋マネジメント学部は、2009年4月に国際経営学部へ名称変更



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