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「第17回外国人による日本語スピーチコンテスト」でAPU生が最優秀賞を受賞

教育プログラム|学生生活|受賞

2020/2/4

2019年11月12日(火)、大分市で「第17回外国人による日本語スピーチコンテスト」が開催されました。本スピーチコンテストは、日本の社会や文化に関心を持っている世界各国・地域の方々に日本語で意見を発表する機会を提供するとともに、日本人が自国を見つめ直し、日本や国際社会の在り方への新たな視点を得る場として、学校法人後藤学園が主催して毎年行われています。

17回目を迎えた今大会では、大分県内在住で日本滞在5年未満のインドネシア、韓国、中国、バングラデシュ、ベトナム出身の外国人留学生11人が出場しました。APUからは、ELVIRA Yunitanさん(国際経営学部4回生、インドネシア出身)、KELVIN Tangさん(アジア太平洋学部4回生、インドネシア出身)、SHAFI Abdullah Imamさん(アジア太平洋学部1回生、バングラデシュ出身)の3人が出場しました。

ELVIRA Yunitanさんは、においが苦手で食わず嫌いだったドリアンという果実を、食べてみるとおいしくて、好きになった例をあげて「なんでも食べてみてください」というテーマで発表しました。嫌いなものを避けるのではなく、まずは挑戦することが大切だということに気づいて、ダンス、言語、日本留学の奨学生に選ばれたことなど、積極的に何にでも挑戦してきたエピソードを披露し、最優秀賞に輝きました。

KELVIN Tangさんは「そういう考え方もあるよね」というテーマで、APUの学生寮「APハウス」のレジデント・アシスタント (RA)* の経験を通じて、さまざまな考えや意見を尊重する大切さに気付いたエピソードで、西日本新聞賞を受賞しました。

SHAFI Abdullah Imamさんは「日本で見つけた私の家族」というテーマで、偶然出会った日本人に助けてもらったことをきっかけに、家族のような関係になり、自分も誰かに親切なことを行って恩返しをしたいというスピーチを行い、讀賣新聞西部本社賞に選ばれました。

コンテストに出場した3人は、APUの渡辺若菜 言語教育センター特任講師の指導のもと、原稿を見ずにスムーズにスピーチができるように暗唱の練習を重ねて、コンテスト当日に臨みました。

渡辺先生は「ELVIRA Yunitanさんは、東京で日本語を勉強し、日本語基準学生としてAPUに入学したこともあり、とにかく発音がいいです。そして、いろいろなことにチャレンジする意欲があり、このスピーチコンテストも自ら申し込みました。中国語やスペイン語、韓国語も勉強しており、どの言語も非常に発音がよく、自分で積極的に挑戦したことの結果といえます。日本語の発音のよさと、何でもやってみようというYunitanさんの精神を、ぜひAPUの後輩たちにも見習ってもらいたいです」
「KELVIN Tangさんは、APUでの4年間で最も力を入れて取り組んだのはAPハウスでのRAの活動でした。このコンテストの直前にも、愛知県豊橋市で開催された『大学寮の教育的運営会議』に参加して、自分のRA体験をスピーチしたと言っていました。APUだけではなく、大分県にはたくさんのインドネシアの方が住んでいることもあり、自分の日本語能力の確認とインドネシア出身の学生や住民たちの代表として、スピーチに申し込んでくれました」
「SHAFI Abdullah Imamさんは、2019年春にAPUへ入学して、今は中級レベルの日本語クラスで勉強しています。チャレンジ精神は誰にも負けません。ホームステイや地域交流活動にも熱心に取り組んでいます。コンテストの話をしたら、すぐに手をあげてくれました。『日本のお父さん、お母さんについて話したい』ということで、すぐにテーマが決まりました。SHAFIさんのスピーチに出てくる大分県日出(ひじ)町のカズさんは、APUの学園祭『天空祭』に来てくれたり、年末年始をいっしょに過ごしたり、本当に仲のよい家族のような関係が続いているようです」とコメントを述べました。

渡辺先生の指導と3人が各々スピーチの練習に励み、日本で経験したことや自身の思いを日本語で伝えることができたことで、3人全員が受賞するという素晴らしい結果になりました。

*レジデント・アシスタント(RA)とは、学生寮「APハウス」の寮生が、APUや別府での暮らしを始めるにあたって必要な支援をする学生団体です。



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