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APU学長より新年のご挨拶

2021/01/12

皆さん、明けましておめでとうございます。今年もどうかよろしくお願い申し上げます。

2020年は、新型コロナウイルス感染症への対応でこれまでの生活ががらりと変わり、皆さんにとっても大変な1年だったように思います。特に学生の皆さんは、日本に入国できなかったり、キャンパスで友達と一緒に学ぶことができなかったり、思うような学生生活が送れなかった1年でした。申し訳なく思っています。僕にとって2020年はAPU学長として3年目の年でしたが、開学以来初めて入学式や卒業式の中止を決断したり、全ての授業をオンライン授業に切り替えたりと、とても難しいことが多かった1年でした。それでも、皆さんと一緒になんとかこうして新しい年を迎えられたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。APUを支えてくださった皆さんに、心から御礼申し上げます。

2021年もウィズコロナの生活がしばらく続くことになると思いますが、ワクチン接種が各国で始まり、アフターコロナに向けた希望の光が見えてきたのではないかと思っています。また、コロナをきっかけに学び方や働き方は急速に変化しました。ペストがルネサンスを生んだように、コロナもきっと社会の変革を加速させ、グローバリゼーションも止まることはないでしょう。

昨年、開学20周年を迎えたAPUは、「APUで学んだ人が世界を変える」というAPU2030ビジョン実現のための具体的なアクションプランである「APUチャレンジデザイン」を策定するに至りました。2021年はそれを実践する最初の年です。APUがもっとワクワクドキドキする大学になっていくことを想像すると、僕自身とても楽しみです。

2021年も、皆さんがそれぞれの場所で大いに活躍されることを祈念しています。僕も学長として、APUの教育研究の質を高め、学生たちのチャレンジを後押しして、ますます魅力ある大学にすべく一所懸命頑張ります。引き続き皆さんのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

2021年1月1日
立命館アジア太平洋大学
学長 出口 治明



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