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International Online Case Competition 2022でAPU学生チームが優勝

受賞

2022/05/20

4月15日(金)~5月1日(日)、「International Online Case Competition2022(IOCC 2022)」がオンラインで開催され、5月1日に行われた決勝戦で、APUの学生が参加するチームが優勝しました。
IOCC2022は、APUの活動支援制度「プロジェクトB *1」に選ばれたAPU生たちが主催する学生ビジネスケースコンペティションで、今回が第一回目の開催です。世界中の学生が大学の垣根を越えてチームを編成できるという新しいスタイルで、100以上のチームが参加し、様々な経営課題の解決策を競い合いました。

決勝ではスポンサー企業のAlphaSights社から課題が提示され、予選を勝ち抜いた4組が挑みました。学生たちは、AlphaSights社で複数のグローバル企業の戦略的意思決定者を担当しているという設定で、4社の顧客それぞれの要望に対し、実際の市場を調査したうえで、適切な専門家を提案することを求められました。審査の結果、メンバー4名のうち3名がAPUの学生で構成されたチーム”SPUTNIK”が、大会第一回目の優勝を飾りました。

優勝チームのメンバーであるNichakorn Kurpipatさん(国際経営学部4回生、タイ王国)は、「チームワークが良かったと思います。問題が浮上した時はできるだけ早く共有し、全員で解決方法を模索して、すぐに次へ進めるよう努めました。またタイムマネジメントを徹底していました。まず全体のスケジュールを入念に計画したことで、余裕をもってリハーサルを行い、万全の状態でプレゼンテーションに臨むことができました。」と勝因について分析しました。

今後の目標について、Punrawee Nidhi-u-taiさん(国際経営学部4回生、タイ王国)は「まず大学院に進んで、マーケティングを学び、修士号を取得したいです。将来は起業したいと思っています。」と語りました。またThitichaya Kititarakulさん(国際経営学部4回生、タイ王国)は「卒業後はタイに戻り、国の文化に関わる事業で起業をしたいです。」と展望を話しました。

*1「プロジェクトB」(イベント・プロジェクト支援制度 B型)とは
APUのイベント・プロジェクト支援制度は、学生グループが発案したイベントや、取り組む期間が限定されたプロジェクトの支援を行います。学生の皆さんが深く考え、実行する姿勢を応援するとともに、社会人として必要な「企画運営のスキル」の習得や、活動を通じた個人の成長を促すことも目的としています。企画の活動形態により、「A型:自立イベント型」「B型:選抜プロジェクト型」「C型:企業・団体共創型」の3つのタイプがあります。
「プロジェクトB」は、学生グループがつくった企画を、半年~1年間をかけて、スチューデント・オフィスによる研修やフィードバックも定期的に入れながら、プロジェクトを着実に完成させる活動です。大学の自主活動支援の目的である「国際社会で活躍するための異文化受容力・協働力を身につける」「正課での学びを活かす」「社会(世界・地域社会・APU)に貢献する」ことを強く意識した、独創的で突出したプロジェクトを対象としています。詳細はこちら



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