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小学生向けの学習プログラム「Global Camp」を初開催!

講演・シンポジウム|イベント

2022/09/20

2022年8月9日(火)から11日(木・祝)の3日間、小学生が英語を使って社会課題を考える学習プログラム「Global Camp」を初めて開催しました。小学4年生から6年生まで、西日本各地から16名の参加者がAPUのキャンパスに集いました。
小学校で英語が必修化されていますが、コロナ禍により海外渡航が難しく、英語を使ったり外国の文化に触れたりする機会が減少しています。また、コロナ禍で行動制限が続くなか、子どもたちの思い出づくりにもなるよう、世界94ヵ国・地域から国際学生が集うAPUの環境を活かし、「原体験」できる機会を小学生に提供できないかと、株式会社JTB、別府市との連携で、地域・社会貢献の企画として実現しました。

キャンプでは2023年4月に開設する「サステイナビリティ観光学部」を担当する予定の教員が指導に携わりました。小学生には「世界の違いや不思議について」や、「地球温暖化を止める未来の道具」など、5つの課題が課されました。8カ国・地域出身の在学生21名が小学生をサポートしながら、調査や発表にとりくみました。

キャンプ2日目には、マレーシアの元首相でAPUの名誉博士である、マハティール・ビン・モハマド氏(英語)が、テーマに講演しました。講演後には、小学生は英語を使って質問に挑戦。「小学生にできる、平和を作るためにできることはありますか?」という問いに、マハティール氏は「世界中の人と交わって友達をつくりましょう。友達に対して戦争にはならないだろうから、世界平和につながるはず。」と返答しました。その後、「世界の国がなかよくするには」をテーマにディスカッションし、戦争や平和について意見交換しました。

キャンプ最終日には、この3日間で学んだことを絵日記にまとめ、今後の目標についても発表しあいました。参加者した小学生は「世界のことをたくさん知り、たくさん学ぶことができました」、「とても楽しくて、また参加したいと思いました。」「難しいこともあったけど、国際学生に助けてもらって楽しく過ごせました」と話してくれました。



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