立命館アジア太平洋大学

CLOSE

学長ノート

卒業生へのメッセージ(2022年秋学位授与式)

2022/9/16

祝 辞

卒業生・修了生の皆さん、ご卒業、本当におめでとうございます。私たち教職員一同、皆さんの門出を心より祝福いたします。

皆さんの学生生活の大切な時期に、新型コロナウイルスの感染拡大というこれまで経験したことのない困難な状況のなか、オンライン授業や課外活動の制限など、不自由もおかけしましたが、皆さんが決してあきらめることなく、前に向かって柔軟な姿勢で新しい挑戦を続け、一緒に困難な時期を乗り越え、今日の日を迎えることが出来たことを、心からの敬意をもってお祝いたします。

さて、卒業して世界に羽ばたかれる皆さんに、僕から3つのはなむけの言葉を贈らせていただきます。
1つは、卒業は学習の終わりではなく、新たな学びの始まりだということです。世界はめまぐるしく動いています。特にこれからはその変化のスピードはますます加速していくでしょう。だからこそ皆さんには、これからも、多様なバックグラウンドや考えを持った人と会い、たくさんの面白い本を読み、広い世界を旅して見聞を広げ、終生学び続けて欲しいのです。デカルトは大学を後にするとき、これからは「世間という大きな書物から学ぶ」と述べました。

2つ目は、常に行動し挑戦し続ける人になってほしい、ということです。どんなに素晴らしい考えを持っていても、行動しなければ、世界は1ミリたりとも動かないのです。もちろん、世界は簡単には変わりません。むしろ99%は失敗するかもしれません。しかし、人間の社会がこれまで進歩してきたのは、99%の人が失敗に終わるという冷厳な事実を受け止めながらも、行動しなければ世界は変えられないと信じて挑戦を続けてきた人がいたからこそ、なのです。皆さんにはぜひ世界を変える「チェンジメーカー」を目指して、失敗を恐れずチャレンジし続けて頂きたいと思います。
APUも「第2の開学」にむけて、さらに新しいチャレンジを続けていきます。

3つ目は、皆さんには世界中にたくさんの仲間がいるということです。APUで学んだ先輩たちが現在20,000人以上、世界で活躍しています。皆さんは世界に広がるAPUのネットワークの一員なのです。何事かを成そうとするとき、一番大切なのは仲間です。皆さんはこの世界中の仲間との絆を大切にしながら、皆さんの好きなこと、やりたいことにチャレンジしてください。そしてネットワークの母港であるAPUも、いつでも皆さんを歓迎します。いつでも、帰ってきてください。その時には、僕の部屋を訪ねるのも忘れないでください。

皆さんのこれからの人生に幸多からんことを祈ります。ご卒業、本当におめでとうございます。

2022年9月16日
立命館アジア太平洋大学
学長 出口 治明



  • LINEで送る

PAGETOP