立命館アジア太平洋大学

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学長ノート

新入生へのメッセージ

2015/9/25

是永 駿 学長

立命館アジア太平洋大学へのご入学、おめでとうございます。この秋、ベトナム、インドネシア、中国、タイ、韓国、アメリカ、台湾、バングラデシュ、ネパール、インド、ウズベキスタン、スリランカ、アフガニスタン、モンゴル、ミャンマー、サモア、タジキスタン、ドイツ、キルギスタン、ナイジェリア、フィリピン、ブータン、エチオピア、フィジー、香港、日本、ラオス、マレーシア、モロッコ、ノルウェー、セネガル、タンザニア、トンガ、エジプト、ケニア、サウジアラビア、リベリア、マーシャル諸島、メキシコ、ミクロネシア連邦、モザンビーク、オランダ、パキスタン、南アフリカ、イギリスから567名の新入生を迎えました。その中にひとり、リベリアの難民キャンプから苦難を乗り越えて入学した学生がいます。以前にもひとり、難民キャンプを出てヨーロッパへ流亡し、APUに入学した学生がいました。私たちは、このような学生を受け入れることを誇りに思います。APUは春・秋二回の入学を行っており、この秋の入学生を加え、現在、83カ国・地域 2,930名の国際学生、3,046名の国内学生、計5,976名の学生が在籍しています。APUは開学から15年が経ちましたが、この間、世界中からのべ136カ国・地域の学生がこのキャンパスで学び、すでに約13,000の校友がそれぞれの母国あるいは海外で活躍しています。教員も半数が外国籍で、24カ国・地域からやって来ています。このような多様性は、日本はもちろん、世界でも他の追随を許さないものです。

日本には約800、正確には779の大学がありますが、昨年、日本の文科省がこの中から「スーパーグローバル大学」として国立21大学、公立2大学、私立14大学、計37の大学を選びました。APUも、創立から15年間、日本の高等教育の国際化を牽引してきた実績が認められて、その内の1校に選ばれました。この37大学の中でもAPUの多様性は際立っており、私たちはこの多様性あふれる多言語多文化環境を活かして、対話と協調を通して新しい価値を生み出す世界市民を育てる、というビジョンをかかげています。

APUは創立時から日本の経済界と密接な関係をもって発展してきました。開学時から今日までの間に、この日本の国際化を牽引する大学に期待する200以上の企業から、約40億円の寄付をいただきました。文科省のプロジェクト公募にも毎年積極的に応募して、この15年間に計20件、約19億円の補助金を獲得してきました。毎年約350社が新卒学生の採用のために、東京や関西からAPUのキャンパスまで足を運んで説明会を開いています。何が彼らを引きつけるのか。APU生の魅力とは何か。今年1月、アメリカのテレビ局PBSが日本社会の国際化の特集を組むにあたって、高等教育の国際化についてどの大学を紹介すればよいのか日本政府の広報機関に問合わせたところ、APUが最もふさわしいと紹介されて取材に来ました。その時に私は、APU生が日本の経済界に歓迎されているのは、学生たちの言語能力や異文化接触の能力、専攻した社会科学の専門性、そしてグローバル・マインドだと、取材に答えました。ほんとうのグローバル・マインドは、APUのような多言語多文化環境のなかで、ともに学生生活を送るなかで、互いを尊重し、異文化を理解しあうことを通じて育つものなのです。皆さんは、皆さんの人生を切り拓く理想的なプラットフォームを選択したのです。理想的なプラットフォームAPUにようこそ。ご健闘を祈ります。



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