お知らせ

2012年 3月月

2012/03/30

アジア太平洋イノベーション・マネジメント・センター(AP-IMAC)センター長中田行彦教授が、九州の地域振興のため、福岡・大分で太陽電池の講演を行いました。
九州は、住宅用太陽光発電システムの普及率が全国1位であると共に、4社の薄膜太陽電池工場が稼働し、産業集積「ソーラーアイランド九州」が形成されています。このため、太陽電池の普及拡大と九州における太陽電池に関する産業振興のためのため、経済産業局の支援により、九州ソーラーネットワーク(SONEQ)という組織が形成されています。
このSONEQには4つの研究部会が有りますが、「太陽電池診断システムの開発とビジネスモデル検討研究会」の第3回研究会(平成24年3月26日、福岡システムLSI総合開発センター)に、中田行彦センター長が招かれました。
研究会を主宰される(株)システム・ジェイディー伊達博社長から、太陽電池検査システム「ソコデス」の販売開始に関する紹介がありました。
その後、中田センター長は「太陽電池のビジネスモデルとサービスのインテグラル化:半導体と液晶ビジネスとの比較から」と題した講演を行いました。
この講演等を基に、「ソコデス」を活用したビジネスモデルと課題について討議し、次に向けた方向が示唆されました。

また、大分の半導体産業を振興して集積化するために、大分県の支援により、大分県LSIクラスター形成推進会議が設立されています。中田センター長は、この推進会議の会員交流専門部の委員を務めています。
平成23年度研究開発ワーキンググループ成果報告会及び技術者交流会が、平成24年3月28日に大分市で行われました。
このなかで、中田センター長は、大分県の半導体技術者の交流を促進するため、「転機を迎える九州半導体:切り札はネットワーキング」と題した講演を行いました。昨年、ネットワーキングに関する講演を行いましたが、好評だったため、今年も転機を迎える九州半導体と視点を変えて講演しました。転機におけるリスクを下げるため、新規分野・事業参入するにも、アジアへ事業展開するにも、ネットワーキング能力が必要であることを説明しました。
また、APUの科目等履修生として、東邦チタニウム株式会社より8名 、ソニー株式会社より3名を受け入れ、グローバルなコミュニケーション能力とグローバル・ネットワークを得て、非常に研修効果が上がっていることを紹介しました。
APUがアジアへのネットワークの入口であることを説明し、大分の企業からの科目履修を勧めました。さらに、実際に名刺交換をしてもらい、ネットワーキングを促進しました。

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