2020/11/26

RCAPS カレント・リサーチ・セミナーレポート「商品デリバティブ市場の均衡価格」

2020年10月27日(火)に「商品デリバティブ市場の均衡価格」と題して、APUの中島 克志准教授をお迎えしてRCAPSカレント・リサーチ・セミナーをオンラインで開催しました。


[中島 克志准教授(APS)によるレポート]

この研究は、商品のスポット価格、先渡し価格の研究である。我々のモデルでは、インプットとなる商品を使用してアウトプットの商品を生産し、商品を在庫として保持し、先物取引または商品先渡しの売買を行う代表的な企業を想定している。スポット価格、先物価格、先渡し価格との関係を導出する。便宜収益は在庫に対する潜在価格として解釈することができる。我々の結果を既存のモデルと比較し、現物商品と先渡しの最適な生産計画および取引戦略を導出する。価格設定モデルが実際に均衡価格であることを意味する均衡の存在を証明する。

聴講者は50人おり、おそらくほとんどがAPUと協定大学の学部生と思われる。トピックが専門的であるため、論文の簡単な結果と方式の例を中心に講義を行った。また、機械学習のような最先端の技術を使い、この論文の方式についての関連性も説明した。会社の割引利益の期待値を計算する方法や、商品価格および在庫に関するデータを使用し、テストすることができる結果についてなどの質問が提起された。

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