付属研究センター

立命館アジア太平洋研究センター(以下、RCAPS)は、アジア太平洋地域に関する総合的研究を行うことを目的として、開学前の1996年に立命館大学に設置され、2000年開学とともに立命館アジア太平洋大学所管の研究センターとなりました。

RCAPSにおける研究活動は、年1回の国際学術会議、年2回のRCAPSジャーナルの発行、定期的なセミナー開催等により、国内外の研究者の研究成果を広く受信する場、さらに学内の教員・大学院生の研究成果を広く発信する場、双方としての役割を担いながら、本学の研究活動の基幹組織として重要な拠点となっています。

付属研究センター
APU次世代事業構想センター (APU-NEXT)
設立年 2014年4月1日 (2019年4月更新)
センター長 藤本武士 教授
設立目的 アジア太平洋における次世代のビジネスを構想し、経済社会の持続的な発展に寄与することを目的とする研究センターとして設立する。ドラッカーのいう「すでに起こった」未来(the future “that has already happened”)を特定し(identify)、そうした変化の本質解明をミッションとするものである。アジア太平洋における中堅・中小企業のイノベーティブな動きに内包されている「すでに起こった」未来の本質が何であるかの検討をつうじて、同地域のビジネスや産業発展の将来像を構想するものである。同時に、研究成果の社会的還元をつうじて、アジア太平洋の経済社会の持続的な発展に学術面から貢献するものである。
民主化支援研究所
設立年 2014年7月1日 (2019年4月更新)
センター長 佐藤洋一郎 教授
設立目的 冷戦終結後の東欧の民主化、2001年同時多発テロ以降の「破綻国家」の再建の国際的要請をうけ、先進諸国による途上国の民主化支援の必要性が高まっている。こうした支援を推進する非政府団体であるFREDOM HOUSEからの受託研究で、日本政府による民主化支援についての報告書作成をセンター設置の一義的な目的とし、APU在籍大学院生による関連研究を包括する。さらに、これを足がかりにグループメンバーによるさらなる外部受託研究・研究資金の獲得、学会発表・論文出版を目指す。
ムスリム研究センター (RCMA)
設立年 2015年4月1日
センター長 DAHLAN Nariman教授
設立目的 地域におけるムスリム文化との互恵的な共生のあり方、ムスリムの人々を地域社会に受け入れていくことで地域の活性化や地域企業の更なる発展、延いては「地方創生」にも資するようなモデルの構築など、本学らしい多様な文化的背景を持つ多様な専門分野の研究者とムスリムビジネスに様々な形で関与している企業・団体および自治体から受け入れた客員研究員による学際的かつ産学官連携の強みを活かしたアプローチを通じて、ユニークかつ実践的な研究活動を展開していくことをRCMAの活動方針とする。
DDIT研究センター
設立年 2019年4月1日
センター長 NISHANTHA Giguruwa 教授
設立目的 Disruptive Digital Technology Innovationは、次なる企業混乱の大きな波に対応する基盤を作ります。AI技術は情報資源の書面作成、共有、そして人間とコンピュータの相互作用通じた視覚化の強化により増大していますが、DDTIは技術の借入資本利用の模範です。急速に現れるデジタルエコシステムとデジタルディスラプションを推進するビジネスは、既に市場に広がり業界の境界を曖昧にし、デジタルに開けた研究と発明の効果の相乗効果を通じて知識を富へと変容させています。
DDIT研究センターは社会において、そして注目を集める健康、環境、農業、観光分野の強化に焦点を当てています。
インクルーシブ・リーダーシップセンター(CIL)
設立年 2019年4月23日
センター長 篠原 欣貴 准教授
設立目的 インクルーシブ・リーダーシップセンター(CIL)は、インクルーシブ・リーダーシップの学術的研究、教授法、及び実践方法について探求・推進していきます。
CILの目標は、輝かしい、持続可能な未来に向けて果敢に挑戦をするインクルーシブ・リーダーのネットワークを構築することです。
そして、研究活動や議論、ワークショップを通じてCILは専門家や学生に対して、インクルージョンを推進する原動力となり、解決策の創造に参画し、ダイバーシティの持つ可能性を解き放つ力を備えさせることを目指します。

*「インクルーシブ・リーダー」とは、多様な価値観を多様な個性・能力・資質ととらえ、コミュニティーの一員として受け入れて、その多様性を組織の力に変換することができる人材のことを言います。

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