学生ブログ

学生スタッフASA(APU Student Ambassador)とは?

こんにちは!アジア太平洋学部4回生でAPUの学生スタッフ「スチューデントアンバサダー(以下、ASA)」の荒木萌優と申します。ASAの存在はAPU生には知られていますが、実際の活動内容を知っている人は少ないと思います。
ASAは、「自分たちが日ごろ通っているキャンパスの魅力を伝えたい」「企業の経営者や各国大使、国内外の他大学の教授などと意見交換したい」「子どものお世話が好き」そんな方にオススメの活動です。

ASAメンバー(左から二番目が筆者)

ASAとは

APUの「スチューデントアンバサダー(以下ASA)」は、APU学長室と直接連携する学生スタッフです。日本国内でも特徴あるAPUには、様々な見学者がお越しになります。そのため、学生を代表して来学者にキャンパスを案内したり、国際交流や社会見学に訪れた小学生にプレゼンテーションを行ったり、また保護者とのディスカッションに参加したりすることができます。これらの任務は学内アルバイトとして対価を得ることができます。

私がASAに応募した理由

普段の大学生活では会うことのできない社会人の方々(例えば企業の経営者や大使、国内外の他大学の先生方など)と話をしたいと思ったのが一番の理由です。また、授業の空き時間にアルバイトができるチャンスも魅力でした。何より面白そうなので、思い切って応募してみました。

ASAの選考について

選考は、オンラインアンケートと面接の2段階で行われます。選考期間は1ヶ月です。オンラインアンケートでは、志望動機やスキルなどの基本的な質問をされます。面接では、学長室からの質問に反対言語で答えることになるかもしれません(英語基準学生なら日本語、日本語基準学生なら英語)。この面接では、用意されたテーマに沿って、プレゼンテーション能力を問われることもあります。選考を経て合格したら、先輩アンバサダーと一緒に研修を受けます。ここで、キャンパスツアーのスキルやプレゼンテーションのスキルを練習します。

ASAの研修について

先日私は、新入生3名(国内1名、国際学生2名)のプレゼンテーションのモニターをしました。(私は、日本との時差が7時間のフィンランドから参加しました。世界のどこにいても、オンラインでASAの活動に参加することができるのです。)
自分が新人だった時に先輩から言われた「親切にしなさい」「相手の立場に立ってアドバイスしなさい」と同じアドバイスをしようと思いました。先輩としてアドバイスをする立場になり、自分のプレゼン力の伸びを実感しました。また、このような優秀な人たちが集まるネットワークに参加できることに感謝しました。

2022年11月15日に実施した研修の様子

ASAの活動について

私たちがやっていることを3つに分けて説明します。
1つ目の仕事は、小学生へのプレゼンテーションです。小学校で自分の出身国やAPUの生活について発表します。私の場合は母国が日本なので、APUのサマープログラムで留学したシンガポールのことを紹介しています。
子供の世話をするのが好きな人に、この仕事を強くお勧めします(私は本当に子どもが好きで、実際、子供の世話をするためにわざわざフィンランドに滞在しました)。 私たちの発表に対する子供たちのリアクションは、本当にかわいいです。また、他のメンバーの発表を通して、様々な文化を知る機会も増えました。(例えば、私はこの活動で初めて、カザフスタンにはかわいい民族衣装があること、モロッコにはカラフルでユニークな家庭料理があることを知りました!)
2つ目の仕事は、来学者を対象に、英語と日本語でキャンパスツアーを行うことです。学生でありながら、さまざまな社会人の方と情報交換する機会があります。
例えば、新学部棟を請け負った企業の役員の方のキャンパスツアーを担当した際には、工事の詳細や改善点を教えていただき、学生である私の提案にも耳を傾けていただきました。また、就職活動で応募した会社の役員の方とお話しする機会もありました。実際に働いている方と話すことで、興味のある会社を深く知る良い機会になりました。

最後に、その他の重要な活動を紹介します。私たちは、在学生の代表としてお仕事を依頼されることがあります。例えば、私は昨年国内学生保護者会の定例懇談会でプレゼンを行いました。私の国内留学の経験や、英語開講授業について、そして授業を受ける際の心構えなどを、教授や役職者の先生方と一緒にお話させていただきました。また、メディアからの取材でインタビューを受けたり、テレビ出演したりしたメンバーもいます。

最後に
学長室ASA担当者よりメッセージ

APUは、学生スタッフの団体であるASAに、APUにお見えになるお客様のおもてなしをしていただいています。来学されるお客様は、各国の要人や駐日大使、政財界の方々、地域の小中学生まで様々です。以前は年間300件、4000名の対応をしていましたが、コロナ禍による活動停止を乗り越え、今年度はオンラインも含めた対応件数が111件、1500名まで回復したところです。

このASAという取り組みは、日本の大学の中では珍しいものだと思います。教職員ではなく現役の大学生が、自分の大学や学生生活について率直に、でも目を輝かせながらお客様にお話しするのですから。キャンパスツアーが終わるころには、お客様から「もう一度大学生をやってみたくなった!」というお言葉をよくいただきます。
学生達も、ASAの横の繋がりはもちろんですが、活動を通して出会ったお客様との繋がりが、視野を広げる大変得難い経験になっていると思います。

【完全版】キャンパスではたらく!-学生スタッフ・アルバイト 総まとめ PART1
※記事を作成した2023年3月現在の学年で表記しています。

荒木 萌優
荒木 萌優

はじめまして!新しいことに挑戦することが大好きなAPS4回生です。日本語基準で留学経験のない純日本人です。国際生の友人たちと学術的な会話をしたいので、自粛期間を活かして英語の勉強をしています!今の状況が好転したら、またいろんなところに出かけるぞ~~!よろしくお願いします。




  • LINEで送る

PAGETOP