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JICA委託によるフィリピン地方自治クラスター研修を実施

連携事業|社会貢献

2010/3/9

2010年1月8日(火)〜1月20日(水)、JICA委託による「フィリピン 地方自治クラスター活性化(一村一品運動)」のため、フィリピンの町長ほか内務自治省行政官等14名がAPUへ来学し、約2週間に渡り研修を受けました。


フィリピン国では地方自治体の行政能力の強化に力を入れており、貧困軽減・開発のために「Cluster Development Approach」として複数の町をグループ化し、リソースの共有を可能とした上で、各地域での得意産品・産業により収入増に取り組むプロジェクトが実施されています。

本研修は、当該アプローチ導入に際し、地方行政の中心人物や開発計画責任者に、地域振興およびコミュニティ・キャパシティ・ディベロップメント(*)の概念と重要性についての認識を高めることを目的に実施されました。

研修ではコミュニティ・キャパシティ・ディベロップメントについての理論や評価、ケーススタディなどの講義のほか、一村一品運動に積極的な日田市大山町をはじめ県内の各所で講義や視察を行いました。また、別府ハットウ・オンパク(**)の取り組みの講義後には実際のプログラムを体験しました。更に、「オンパクモデル」の全国展開の一環として岡山県総社市で実施されている「みちくさ小道」の取り組みを学ぶだめ、同市を訪問しました。

大分県は一村一品運動の発祥の地として、国際的にも高い関心を得ています。
APUでは、2005年よりJICAの委託を受け、世界各国から研修生を受入れています。2009年度はJICA研修プログラムとして、アフリカ、アセアン、チリ、アジア、インドシナ、大洋州地域などの研修受け入れを行いました。2010年度は、年間合計8本の研修受入を予定しています。

*コミュニティ・キャパシティ・ディベロップメント
途上国支援における、当該地域(コミュニティ)の課題対処能力(キャパシティ)が、個人、組織、社会などの複数のレベルの総体として向上していくプロセス

**別府ハットウ・オンパク
「別府八湯温泉泊覧会」。2001年、別府市内の住民によるまちづくり活動から始まった、温泉を核とした地域振興の取り組み。オンパク型地域振興はモデルケースとして全国に拡がっている。



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