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第13回外国人による日本語スピーチコンテストでAPU生が最優秀賞を獲得

教育プログラム|受賞

2015/11/12

2015年10月20日(火)、APUの国際学生3名が大分市の楊志館高等学校で開催された「第13回外国人による日本語スピーチコンテスト」に出場し、GAUTAM Sadhna Manishaさん(国際経営学部3回生、フィジー)が最優秀賞を受賞しました。また、大会に参加したAPU生全員が入賞を果たしました。

学校法人後藤学園が開催するスピーチコンテストは国際文化への理解促進を目的に、日本滞在5年未満の外国人を対象に毎年行われています。今年は、原稿審査など予選を通過したAPU生3名を含む総勢11名が本大会へ進みました。

出場したAPU生は、楊志館高校の生徒や審査員を前に、日頃の言語学習で培った流暢で正確な日本語を披露し、高い評価を得ました。

最優秀賞を受賞したGAUTAM Sadhna Manishaさんは『言語は文化』と題し、「言語を学ぶことは、単に言葉を学ぶということだけでなく、その言葉と関わっている文化やマナーも身につけることだとわかりました。日本語の『お疲れ様』は一人ひとりの努力を認める言葉で、自分だけでなく他人の努力も改めて認識するようになりました。言葉はそれぞれの言語の文化背景を背負っています。皆さんも英語を勉強するだけでなく、ぜひ『経験』して、英語と関わっている文化を感じてください」と高校生にむけてスピーチしました。

スピーチを指導した渡辺若菜 言語教育センター嘱託講師は、「APU学生の魅力は、なんといってもその素直さ」にあるとし、国際学生の日本語上達について、「下宿やアルバイトを通じて、あいさつやおしゃべりなど、地域の方々とよく接しています。国際的な環境の中で学んでいるので、人と人の間に垣根がなく、周りからもかわいがられるし、彼ら自身も積極的に活動できていることが良い影響を与えているようです」と述べました。

APUでは、言語教育センターを設け、日本語や英語のほか、アジア太平洋地域の6言語を学修する機会を学生に提供しています。また在学生の約半数を占める外国籍の学生の多くは、日本語の授業だけでなく、課外活動や地域交流に積極的に参加し、普段から日本語能力の向上に努めており、日本企業からも高い評価を得ています。

第13回外国人による日本語スピーチコンテスト 入賞者
最優秀賞 GAUTAM Sadhna Manisha(国際経営学部3回生、フィジー)
テーマ「言語は文化」
毎日新聞社賞 SHIN Myeonggwan(アジア太平洋学部1回生、韓国)
テーマ「私が四天王になるまで」
西日本新聞社賞 NGUYEN Thi Xuan Nga(国際経営学部4回生、ベトナム)
テーマ「コミュニケーション上手になろう」


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