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混ぜるのは人とスパイス。全部混ぜて、美味しいカレーの「解を出す」 「第2の開学」記念企画「C-1グランプリ」実施

学生生活|イベント

2023/07/19

APUでは2023年を「第2の開学」として位置付けて、様々な企画を実施しています。その一環として2023年7月1日(土)、APUでいちばん美味しいスパイスカレーを決定するイベント「C-1グランプリ ファイナル」を、キャンパス内のカフェテリアで開催しました。コロナ禍で希薄になっていた学内の交流を、全国的にも注目を集めるスパイスカレーという切り口で活性化させ、参加の学生や教職員が一体となれるような催しとして企画しました。また同時に、イベントへの出店などの機会を通じて、地域の方々と学生との交流を促し、APUの多様性を身近に感じてもらうことも目指して実施しました。APUでは、大学全体でこのような食の対決イベントを行うのは、開学以降初めての試みです。

ファイナル(決勝戦)には予選審査を勝ち抜いた4組が参戦し、それぞれが個性の光るカレーを発案・調理して臨みました。当日は学生と教職員およそ300名が審査員としてカフェテリアに集いました。審査員はファイナリスト4組のカレーを試食したうえで、コンセプトに共感し、かつ一番美味しいと感じたカレーを選び、一票を投じました。イベント中はRAの学生による司会と、学生団体「和太鼓 楽」「wings」による演奏、学生シンガーやラッパーによるパフォーマンスが会場を盛り上げました。

レベルの高い接戦となりましたが、投票の結果、ベトナムをテーマにチキンとサツマイモを用いた「ハビタットカレー」が「C-1カレーグランプリ」に輝きました。また次に獲得票数の多かった、ベジタリアンカレー「絆―Kizunaカレー」が審査員特別賞を獲得。受賞した2チームは、9月23日~24日にJR大分駅前で開催する大分放送(OBS)の開局70周年イベントにて出店を行います。それぞれ大分県内の皆さんにAPUの多様性を感じてもらう1皿を提供する予定です。

審査基準は、コンセプトや食べたいと思わせるカレーかどうか。

6月上旬に学生・教職員11名の学内審査員により書類審査が行われ、全14の応募学生チームの中から、4組のファイナリストが選出されました。書類審査は、全4項目の10 点満点評価で、

  1. アイディアやコンセプトに、普段感じている大分の人に伝えたいAPUの多様性を表現できているかどうか
  2. 2カ国・地域以上の学生で構成されたチームであるかどうか
  3. 食欲を掻き立てるカレーかどうか
  4. 屋台で出店した時に再現できるレシピであり、日本国内で入手できる材料を使っているどうか

の項目を評価基準に審査されました。
審査の様子はこちら https://youtu.be/SSu_r3_0j9o

いずれの応募チームも、独創的なアイディアとデザインで審査員を驚かせました。
書類審査で選ばれた4組は以下のチームです。

ファイナリスト4組

●「”大分を楽しむ” ダルカレー」
「大学生活の4年間を過ごした大分への感謝の気持ち」を伝えたいと、大分県産椎茸の出汁や旬の野菜を使った、カレー店舗運営経験者の学生による本格派レンズ豆のカレー。
●「絆ーKizunaカレー」
大分県産の野菜を使い、日本で手に入る多国籍なスパイスのフレーバーをふんだんに散りばめました。多文化の融合を象徴しながらも、宗教や食事の制限などに関係なく誰でも安心して食べられるようにした”インクルーシブ”なベジタリアンカレー
●「ハビタットカレー」
海外建築ボランティアを行う学生団体が、貧困問題などの社会問題を知ってもらうキッカケにしたい、と考案。ベトナムをテーマに、チキンとサツマイモを使い、ナンプラーとレモンを隠し味にした、夏にぴったりのさっぱりしたカレー。
●「カレイカレ」
「南アジアのカレーは、インドのカレーだけじゃないということを知ってもらいたい!」とバングラデシュの学生が中心となって作ったカレー。魚のカレイをメインにアーモンドやココナッツミルク、また日本独自の辛みスパイスのわさびを使用したユニークな一皿。


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