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経済産業省主催の社会起業家育成プログラムにAPM2回生が選出 総エントリー227名の中の10組に最年少で

学生生活

2023/09/12

経済産業省の社会起業家学生向けアクセラレーションプログラム 「ゼロイチ」に、桐谷晃世さん(国際経営学部2回生)が、総エントリー227名の中からの参加者10組の中に最年少で選出されました。

このプログラムは次世代を担う社会起業家の育成を目的に経済産業省が主催し、株式会社ボーダレス・ジャパンと株式会社Ridilover(リディラバ)との官民連携によって運営されています。今回の選出にあたっては、解決したい課題への強い意思や行動、その手段として起業を目指す強い志を持っていることや、社会性と持続可能な事業性の両面を現段階の計画で考えられているかなど複数の審査項目で評価され、選考には特に「人物」「行動」「計画」の3つの要素が考慮されています。

桐谷さんは、高校時代にビジネスコンテストへ出場する過程で事業承継問題に注目しました。現在は地域の経済を発展させ、各企業の文化を健全に受け継げるような事業承継支援を目指しています。高校生ながら事業承継プランナーの資格を独学で取得し、M&A仲介会社でのインターンを経て、APU入学後もWEBメディア「事業承継Labo」で事業承継事例の発信に携わっており、これまでベンチャーキャピタルなどでのインターンにも複数参加するなど、夢に向かって数々の挑戦をしてきました。

現在の長期休暇期間を活かして桐谷さんは約一ヶ月間にわたるゼロイチの合宿に参加しており、経済産業省の職員やボーダレス・ジャパンの方から直接指導を受けながら、日々課題に取り組んでいます。今後もオンラインプログラムなどで、社会課題解決に挑むビジネスのプロによる約7か月間にわたる伴走支援を通して、事業づくりを行うとのことです。また、桐谷さんは経済産業省主催の起業家育成の海外研修プログラム「J-StarX」でも応募・選出されており、米国シリコンバレーでのプログラムに参加予定です。

桐谷さんコメント

この度、ゼロイチプログラムに選定されたことを大変光栄に思います。現在、事業承継問題に対してソーシャルビジネスという手法で解決に向けて活動をしております。学生に特化したアクセラレーションプログラムは今まで中々見当たらず、長期にわたり手厚いサポートを受けられる点でもこの上ないプログラムだと考えています。夏季合宿が始まって2週間経ち、一番の収穫は社会起業を志す同期の存在です。朝まで創造したい社会や自分の事業の熱い想いを語り合ったり、事業を進める上で壁にぶつかったら、みんなで一人の問題を解決するために真剣に考えたり、まさに家族のような存在です。7ヶ月間のプログラムですが、毎日真摯に事業承継問題と向き合い、一件でも多くの事業承継を支援し、経済と社会へのインパクトを与える社会起業家になりたいです。



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