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国際人道法模擬裁判ならびにロールプレイ大会でAPU生が優勝、日本代表として世界大会への出場権を獲得

受賞|SDGs

2023/12/22

2023年12月2日(土)、9日(土)、10日(日)の三日間にわたり、赤十字国際委員会(ICRC)日本支部の主催する「国際人道法(IHL)模擬裁判・ロールプレイ大会」国内予選が、東京大学 駒場キャンパスと早稲田大学で開催されました。APU生の2チームは、ロールプレイ大会で3年連続となる優勝を飾ると共に、模擬裁判でも初めて優勝に輝くという優秀な成績を納めました

国際人道法の模擬裁判とロールプレイの大会において参加学生たちは、武力紛争の現場で適用される国際人道法について、理論的知識の習得していることのみならず、実践で適応できる能力を修得していることを問われます。

優勝した両チームは、アジア太平洋学部(APS)の平野実晴准教授のゼミで指導を受けました。模擬裁判大会では、4名のゼミ生のチームが検察官と被告の立場から、問題文の事実に従って法的主張を巧みに展開しました。ロールプレイ大会に参加した3名のゼミ生チームは、多様な紛争シナリオに絶妙に対応し、優れた結果を収めました。

これにより両チームは、権威ある国際大会である、第22回赤十字国際人道法模擬裁判アジア太平洋大会(2024年3月、香港)および第44回ジャン-ピクテ・コンペティション(2024年4月、ネパール)に、日本代表として出場する機会を獲得しました。優勝した学生たちは、「今回の成果が、紛争解決や世界平和に向けて重要な役割を担う国際人道法に興味を持つ学生たちへの刺激となることを願っています。」とコメントしています。

国際人道法ロールプレイ大会国内予選で優勝したAPUチームのメンバー

PERERA Galhenage Vinuri Udeshiさん(アジア太平洋学部4回生、スリランカ)
NGUYEN Ngo Phuong Thao(アジア太平洋学部4回生、ベトナム)
PHAN An Khang (アジア太平洋学部4回、ベトナム)

国際人道法模擬裁判国内予選で優勝したAPUチームのメンバー

KUMARAWATI Anya Mahraniさん(アジア太平洋学部4回生、インドネシア)
BAJRACHARYA Purbiさん(アジア太平洋学部3回生、ネパール)
KHAN Ahona Paromitaさん(アジア太平洋学部3回生、バングラデシュ)
ZHANG Nickyさん(アジア太平洋学部4回生、アメリカ)

©ICRC

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