立命館アジア太平洋大学

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学長ノート

新入生へのメッセージ(2020年春)

2020/4/1

新入生の皆さん、APUへの入学、本当におめでとうございます。

皆さんの入学を心待ちにしていましたが、新型コロナウィルスの影響で、入学式を執り行えないことは本当に残念で断腸の極みですが、APU教職員一同は皆さんを心から歓迎します。これから僕自身、皆さんと一緒にAPUで過ごせることを、とても嬉しく思いワクワクドキドキしています。

皆さんを迎えるに当たり、僕からお祝いの気持ちを込めて、3つのことをお話ししたいと思います。

一つは、新入生の多くは、18歳や19歳前後だと思います。18歳や19歳という年齢は、現在の脳科学では、好奇心や学びたい気持ち、勉強の習慣をつけるためにはとても大事な年齢だといわれています。シンプルに言えば、18歳、19歳の時期に学び続ける習慣を身につければ、自転車や水泳と同じように一生この習慣は続くのです。そして、一生学び続ける人は生涯で所得が相当大きくなることが実証されています。つまり豊かな人生を送るためには、18歳19歳という年齢はとても大事なのです。大学で学ぶ基本はロジカルシンキングをしっかりと身につけることです。学び方法は、人。本・旅。皆さんは、人・本・旅で、即ち、たくさんの人に会い、たくさん本を読み、いろいろなところへ出かけていって、ぜひ、学ぶ楽しさを身につけてください。本については、僕が選んだ皆さんに読んで欲しい本のリストを添付しておきます。後でご覧下さい。

第二に、皆さんにお願いしたいことが、APUで過ごす4年間、あるいはもう少し時間はかかるかもしれませんが、APUにいる間に、本当に自分のやりたいことや、学びたいことを見つけて、チャレンジしてほしいということです。現在の科学では、素晴らしい先生が素晴らしい名講義を行っても、本人に興味がなければ単位を取った瞬間に忘れるといわれています。皆さんは、ぜひ自分のやりたいことや学びたいことをAPUで見つけてほしいと思います。APUには、90を超える国や地域から、3000人近い学生が集まってきています。APUは、若者の国連のようであり小さな地球です。皆さんが学びたいことやチャレンジしたいことを見つけるのにこれほどふさわしい環境はどこにもないと思います。なぜなら、世界の人々は、全部常識や習慣も違うからです。いろんなことが自然と学べる環境にあります。ぜひ、みなさんは、色んなやりたいことや学びたいことをAPUで見つけて、学業であれ課外活動であれ、果敢にやりたいことをみつけてチャレンジしてください。APUの教職員は皆さんのチャレンジしたいこと、学びたいことを、全力でサポートします。

最後に、皆さんにお話ししたいことが仲間、友人を、友達をつくってほしいということです。僕は、人生で困ったこと、苦しいことが起こったとき、一番頼りになる大切なものは友人だと思っています。僕自身、困ったときや落ち込んだときに何が支えになったかといえば、間違いなく友人の励ましでした。友人を作るという意味でもAPUほど恵まれた場所はないと思います。全世界に友人が作れるわけですから、皆さんはいろんな活動や勉強を通じて、ぜひ、生涯の友人を見つけてほしいと思います。皆さんはこれから親元を離れて一人立ちしようとしています。これから皆さんの人生が始まろうとしているのです。人生を豊かにするものは、学び続ける気持ち、チャレンジ精神、友人の3つだと僕は確信しています。皆さんには、この人生で最も大切な3つを、ぜひ、APUで見つけて身につけてほしいと願っています。

あらためて、入学、おめでとう。いつでも、僕の部屋を訪ねてください。

2020年4月1日
立命館アジア太平洋大学 学長
出口 治明



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